欺瞞的言い換え。

 

今日、こんな記事を見つけた。

 

 

時々経済の記事で見かける、

 

この「マイナス成長」という表現・・・。

 

なんとなくちょっとオカシイ。

 

だって、

植物が成長した、とは言うが、

植物がマイナス成長した、とは言わないだろ。

 

まあ、植物なら「枯れた」と表現するだろうな。

 

・・・プラスは成長、マイナスは衰退。

 

「マイナス成長」とはなんともわかりにくい表現である。

 

この奇妙な言い換え・・・。

 

何らかの圧力のようなものを感じる。

 

かつて、東南アジアやアフリカは

「後進国」と呼ばれていた。

 

それはいつの頃からか「発展途上国」と

言い換えられるようになった。

 

先進国は先進国のまんまで、

後進国だけを言い換えるという欺瞞・・・。

 

「先進」の対義語は「後進」ですからね。

 

言い換えをしたところで、アフリカが

経済的にヨーロッパに追いつくなんてことは

まあ、考えられへんけども。

(差は永久に残るから)

 

まあ、世界唯一の衰退途上国に住む

我々が言うことでもないのだが・・・。

 

PS

8月15日は「終戦記念日」と呼ばれるが、

これも変である・・・。

 

だって世界中では、

戦勝記念日として祝われているのだから。

 

 

「戦勝」の対義語は「敗戦」である。

 

(・w・)!?

 

なんだろう、この欺瞞的言い換えは。

 

そういえば、

詐欺会社って、しばしば名前を変えますよね。

 

看板だけ変えて、イメージを払拭する的な・・・。

(でも、本質的な中身は一緒)
 

 

これとかも・・・。

 

 

まあ、そういうことなんだろうな。

 

人って、

呼び名が変わると、なんか中身まで変わった錯覚を

引き起こす生き物らしいから。

 

アホらしいけど、そいうこと。