国乱れて忠臣顕る。

 

国乱れて忠臣顕る。

家乱れて孝子顕る。

 

確固たる信念と公平なものの見方の両方を

兼ね備えた人はいないのだろうか?

 

たくさんいるのだ。

 

ただ、彼らは力を持たない。

 

権力は全て取り憑かれた男たちの手中にある。

(ジョージ・オーウェル)

 

畢竟、権力というものを所持するために、

重要かつ、唯一の要件は、

 

権力に固執することである。

 

彼らは何らかの能力が優れているから

権力者になるのではない。

 

権力を熱望するという一点において、

余人を寄せ付けぬから権力者なのである。

(バートランド・ラッセル)

 

人材というものはどこにでも「いる」のだが、

それが平時には見えない。

 

ドイツにヒトラーが、

イギリスにチャーチルが表れたように。

 

彼らのようなタイプの人々は、

「平時」においては権力を手中にすることは

非常に難しく、

 

通常は排除されてしまうような存在であるが、

(門地門閥を持たない、毛並みの良くない人々)

 

存亡の危機が迫った場合にのみ、

彼らに権力が付与される。

 

現代の日本の政治不信はその低投票率が表すとおり、

もはや極限に達しているように見えるが、

 

例のビニール袋有料化男だとか、

赤の傭兵の息子だとか

時期総理候補に毎回ノミネートされ続けている

ことから察するに、

 

目の前に危機はないのかもしれない。

 

 

本当にやばくなってきたら、彼が顕在するかも・・・。

 

それはいいことか、悪いことかわからんが。