リーマンショックとワクチンに見る、不思議な既視感。

 

先日、こんな記事を見つけた。

 

 

イギリス医療誌、ランセットにて、

ロシアで開発されたワクチン「スプートニクV」の

「有効性」が確認されたという記事である。

 

この「スプートニクV」、開発当初は、

ロシア製ということもあって?

「信用性」がどうなのか疑問ということだったのだが、

 

「ランセット」が「お墨付き」を与えたという

ことらしい・・・。

 

これで、各国とも安心して使えますね^^。

 

という記事である。

 

私はこの記事を読んで、不思議な既視感を覚えた。

 

リーマンショックの元凶と言われる、

サブプライムローン問題。

 

あれは、「サブプライムローン」

自体が問題だったというよりも、

(無論、問題はあったが(笑))

 

※サブプライムローンとは、

信用力の低い人に、土地建物を担保にしたローンを

組ませる仕組み。通常ローンは返済率50%もあれば

元が取れるという、ぬれ手に泡商品であり、かつ又、

「土地は下がらない」神話が健在だったアメリカにおいて、

担保割れリスクなど、考慮外だったのだが、

 

返済率が、30%程度まで低下し、その結果

住宅市場が崩壊した(笑)。という、世にもマヌケな

詐欺(まがい)の金融商品。

 

最初から、サブプライムローンは、当初、債権市場に

おける、「ギャンブル的」商品だったのだが、

(債権がギャンブルって(笑))

それらを合成したCDO

(ローン債権)を、ムーディズなどの格付け会社が

「適切な格付け」、すなわち、「Aaa」をつけて

売ったことが主因だと思う。

 

要するに、ゴミに「お墨付き」を与えたのである。

 

これが、世界中にばらまかれ、

問題が表面化したときには、時すでに遅し。

 

なんの関係のない人までがこれに巻き込まれたわけだが・・・。

 

今回のランセットの「お墨付き」は、

果たして、ムーディーズの「お墨付き」とは違う!

 

といい切れるのだろうか・・・?

 

という漠とした不安を覚える。

 

先日、苫米地氏が「mRNA」ワクチンが、

これまで認可されてこなかった経緯について

メディアで発言していた。

 

 

ざっくり、言うと、死蔵状態になった抗原抗体が、

死滅せずに、人体内に溜まり、

何かしらの感染

(新型コロナ以外のコロナウィルス、つまり普通の風邪)

の際に、一挙に放出されて、重篤な全身性の炎症を

もたらす可能性があるそうな・・・。

 

ウィルス(害)を退治するために、抗体は作られ、

ウィルスを退治すると、抗体も又死んでいく。

 

というのが、普通の免疫。

 

ウィルス(害)はいないけど、抗体は作られ、

ウィルス(害)がいないので、抗体が死なない。

(抗体が死蔵)

 

というのが、mRNAを使用した免疫。

 

自己免疫が何かしら狂ってしまうのではないか?

 

という疑念を提示されたのである。

 

他方、無症状感染者を増大するリスクも高まるとのこと。

 

これも一つの見解に過ぎないのであって、

何を信じるか?あるいは、信じないか?

 

という判断の問題は残るわけだが、

 

常に、権威が正しいことを言うか?

 

それはわからない。

 

ということだけは、覚えておいて損はないだろう。

 

サブプライムローンとワクチンに見る、不思議な既視感。

 

PS

「君子危うきに近寄らず」という言葉にも

有るように、

 

できる限りリスクを避ける、というよりも、

リスクを把握し、管理することが大切だ。

 

わけもわからず前に出る!というのは、

利口な姿勢とは言えないだろう。

 

一人でやる分には、それでいいかもしれんが、

他人を巻き込むのはどうなのだろう?

 

・・・この状況で、オリンピックを本気で開催しようという

冒険主義には、流石に閉口する(笑)。

 

もはや、別の意図を感じるけどな。

(本当に、国民のための政府なのかっていう(笑))。