こんなニュースをみつけた。

 

マスク高額転売、最高で懲役1年か罰金100万円に 3月15日から

 

ちなみに、この転売の定義は極めて広い。

 

例えば、商品価格が100円で、送料が1万円とか

もダメ。

あるいは、販売手数料とか、あるいは、配送手数料という

名目で、ボッタクるのもダメらしい。

 

まあ、これ単体なら、別にどうということもない。

 

当たり前といえば当たり前だからである。

 

総額でボレるのでは、脱法的で意味がないという

ことなのであろうが・・・。

 

だが、このようなたぐいの脱法行為を行っているのは

マスク転売業者に限らない。

 

例えば、住宅ローン。

 

金利が安くなると、銀行からこんなお知らせが来る。

 

「借り換えた方が支払い総額が安くなりますよ^^」

 

内容をみてみると、確かに安くなる。

 

これはいいなと思っていると・・・。

 

ところが、支払い科目に見慣れない記載が

あるのを発見する。

 

それは、

 

「借り換え手数料」

 

なんだこれ??

 

銀行が借り換え時にかかる

「手数料」がかかるという・・・。

 

この「手数料」・・・。

 

一体、何がどう手数なのか?

そして妥当な手数料とはいくらなのか?

 

は全くの不明である。

 

とどのつまり、これは詐欺である。

 

 

金利の低下で損をしたくない銀行が、

貸主として一方的に強い立場を悪用して、

債務者からむしっているのである。

 

どうしてこんな明明白白なぼったくりに

対して、政府や国家はスルーなのか?

 

マスクの転売には、ここまで強行に望むのに。

 

わけがわからない。

 

つまり、銀行は金利がどんなに下がろうと

損をしないのである。

(いや、そもそも住宅ローンの場合、50%回収できれば

 黒字であるし、少なくとも9割程度は回収しているだろうから

 大黒字だろうが・・・)

 

その分、「書き換え手数料」を増額すればいいだけだから。

 

今回のマスク転売業者に対する規制は、

まあ、妥当なものだとは思うが・・・。

 

だったら、銀行の「手数料詐欺」、

いや、もとい、「手数料ビジネス」を放置しているのは

整合性が全くとれていないと思のだが・・・。

 

彼らは整合性など気にもしない、

馬鹿と自己都合の我田引水集団なので、

いまさら驚くにも値しないが。

 

PS

昔、上念実が、買ってはいけないもの3つに、

時計、車、家を上げていた。

 

今日、金を借りるということはあまり良くない

こととされているが、

(個人の場合)

なぜか、車や家を買う場合、この法則が適応

されないらしい。

 

どっちにせよ、借金を負うということは、

隷属するということと同義である。

 

まあ、銀行が詐欺的なのは、今日はじまった

ことではないが・・・。

(存在自体が必要悪のような連中だから)

 

マスク転売業者と銀行の手法の類似点。