経済とは何か?
辞は達するのみ。
巧言令色すくなしかな仁。
物事を論じるときには、
まず最初に定義を明らかにしなければならない。
そも「経済」とは何か?
すなわち、世を治め、民を救うこと。
「経済」とは「経世済民」のことである。
これを即断できないものは、政に関わる資格はない。
高市政権は20兆円もの
「経済対策」を打ち出すといってるが、それは
本当に民を救うものなのだろうか?
先般報道されている、大分県の大規模火災。
被災戸数は実に182棟(実数)にのぼる。
政府はこれに対して、最大300万円の支給(全焼家屋)
を決めたとある。
仮に全家屋が全焼扱いとなった場合でも、
総額は5億4600万円。
日本の現在のGDPは650兆円あり、
この金額は実にGDPに占める、0.00000084%に過ぎない。
仮に全戸に対して2000万円の支給をしても、
(総額36.4億円)0.00056%に過ぎない。
現在の日本の生産力からすれば、
全く問題になるようなものではない。
(ほとんど誤差レベル)
用途を住居再建の実費相当とすれば、
消費性向は1にきわめて近く、全てがGDPに計上される。
(意味不明の法人税減税とは異次元)
なぜ20兆円もの経済対策を実施するのに、
被災者に対する十分な支援が含まれないのか?
極めて疑問である。
罹災者の多くは年寄りであり、
彼らは長年、
我が国の生産に貢献してきたいわば功労者である。
その彼らが
なんの落ち度もない彼らが、
家財のすべてを失い、寒さに震えている。
絶望的な状況で、
もう生きていたくないとすら漏らす者もいる。
このような人たちを救わずして、
なんの経済対策なのだろうか?
今、手を差し伸べずにいつ差し伸べるのか?
最近、
政府はにわかに「国防」を強調するようになったが、
真の国防力とは、国民の政府に対する信認である。
もし今、政府が罹災した彼らの家を、
全額公費で建てます!と発表し、
寒さに震え、
打ちひしがれる人々に希望を与えたなら。
それは全国民に波及し、皆が
「日本は素晴らしい国だ!」と胸を張って言えるように
なるだろう。
妙な愛国心教育などではなく、
その一人一人のの思いこそが、究極の国防力の源である。
と、私は思う。
これに反対するような奴は、日本人じゃない。
否、人間ですらないだろう。
PS
「経済成長のためには成長産業投資が云々」という
空疎なるお題目を唱える馬鹿ども。
そも、どの産業が成長するか?
これがアプリオリ(先立って)にわかれば苦労はない。
失業も、倒産もないわけだ。
過去に官民を挙げて行われた、
大型液晶事業、あるいはMRJ(三菱リージョナルジェット)
は今一体、どうなっているのか?
実際は、
切り捨てた小型液晶のほうがはるかに成長し、
MRJは博物館で埃をかぶっているだけだ。
「成長産業」とは「成長した産業」のことである。
要するに「わからない」のだ。(構造的矛盾)
こんなたわけた話はない。
・・・事後的にしかわかるわけがないだろう。馬鹿者。
お前らは、馬鹿だ!
経済(経世済民)をないがしろにして、
国防などできるわけがないだろう、
くそ馬鹿。

