母子手帳をもらいに行ってきました。
区からは使い捨てのマスクと、子供服メーカーのガーゼ・赤ちゃんの服などのセット、都からは1万円分のこども商品券(タクシー、玩具などに使える)をいただきました。
ありがたいです…。
私は自分が図太いなということは結構前から自覚していました。
昔から「転んでもただでは起きない」を座右の銘として生きてきました笑
うまくいかないことが起きても、それを無駄にせず糧にするんだ、と昔から思ってきました。
娘の死で、もちろん悲しみのどん底にいました。
一日中泣いていたし、幸せそうな親子を恨めしく思ったし、悔しくてたまりませんでした。
出産後(入院中)、せっかく入院してるからと(赤ちゃんのお世話もないし)腎臓にある嚢胞を泌尿器科の医師に見てもらいましょうということになりMRIを撮ったところ、「嚢胞がガン化してるかもしれない」と言われ、更に1ヶ月後造影CTをする事になりました。
検査と診断が出るまでの1ヶ月は生き地獄でした。
娘が亡くなった悲しみと、自分がガンかもしれない、死ぬかもしれない恐怖で、何が何だか分からなくなり、食欲もなくなりました。
《娘が亡くなり、こんな最悪な状況なのに更に私がガンになる、死ぬなんて更に最悪なことが起こるわけがない
夫を残して死ねない
不幸だと言われる夫にしたくない》
と思いました。
(死んだらキンプリのこれからも見られなくなるなんて!とも思った笑)
結果嚢胞はガン化していませんでした。
その時、【娘が亡くなったことは最悪ではない】と気付きました。
だって私も夫も生きているから。
娘が亡くなったことはそりゃ悲しすぎるけれど、娘も私も死ぬという最悪は免れた。
だから今は、私と夫が生きていることが感謝でしかないし、これ以上の幸せはないと思っています。
今でも娘を想って涙が出る日もあるけれど、最悪ではないし、今幸せなのは間違いありません。