7月に、ある臓器の検査をしたら引っかかってしまい、もしかしたら悪性腫瘍かもしれないとのことで、8月に造影CTをすることになりました。

造影CTまでの1ヶ月は地獄でした。

子を亡くした悲しみと、自分が病気かもしれない、臓器を摘出しなくてはならないかもしれない、その後はどうなるんだろう?、親や夫を残して死ねない…、何を食べても味がせず、食事が喉を通りませんでした。


結局8月半ばに造影CTをして、結果は今のところは大丈夫でした。(悪性化していなかったということです)
本当に良かったです…。


実は、退院してからずっと頭がクラクラしていたので、もしかしたら脳に転移したのかもしれないと思い、造影CTの前に家の近くの脳外科でCTを撮ってもらいました。

それも結果は異常なし、おそらく精神的なものや、ずっと家にいてスマホを見たりしているので血行が悪くなっているせいではないか、とのことでした。
確かにこの頃産後でお風呂にも入れなかったので、背中から頭まで凝りまくっていました。


そして、造影CTで大丈夫だったと分かった3日後、胸に明らかなしこりを発見しました。
真っ青になりました。
触るとよく動き、2cmくらいのように感じました。

昔乳がんをやったことのある友人に相談したら、「明日すぐ病院行って!」と言われ、すぐに乳腺科でマンモグラフィとエコーをしてきました。


結果、嚢胞でがんではありませんでした。
こちらも本当に良かった…。



今年は娘の心臓病から始まり、病気や死について考えさせられています…。
そういう時期なのかな。


今までありがたいことに病気や死をあまり身近に感じたことがなく、「ありがたいなあ」とは思っていつも感謝していましたが、深く考えたことはありませんでした。

わりとスピリチュアル的な考えを持っているので、天寿をまっとうしたら天国に行けると思っているし、自分が死ぬこともそんなに怖いとは思っていなかったけれど、いざそうなると、残された人のことを思って絶対死ねない!と思いました。


そして、今まで知り合いが病気の時に私は何をしてあげられただろう?全然気持ちを理解してあげられていなかった、寄り添ってあげられていなかった…と反省しました。

またひとつ、学びを得たような気がします。