金曜日、茶色のおりものから鮮血に変わり、量もどんどん増えていきました。

仕事は休み、ずっと横になっていました。


少しずつ生理痛のような腹痛が出てきて、これはもうダメか…と思い、

せめて最後にお腹の子に音楽を聴かせてあげたくて、ピアノでショパンやbank bandの「to U」など、いろんな曲を弾いてあげました。

本当に少しずつ少しずつ、お腹の痛みが増してきます。

寝ていても、痛くて目が覚めるのですが、「出ちゃだめだよ、しがみついて」とお腹を触って言いました。

次の日も仕事を休みました。

出血は生理二日目より多いレベル。

もうダメだろうな…と思いながらも、出血しても大丈夫なこともあるらしいので、そうだったいいなあとほんの少しだけ望みをかけていました。


夜になって更に腹痛がひどくて、このままいったら夜中には耐えられない腹痛になりそう、それより今のうちに病院行こうと思い、タクシーで10分ほどの大学病院の救急外来に行くことにしました。

とにかく痛くて、落ち着いて考えられない状態になっていました。


夫と共に大学病院に着き、内診と血液検査をしてもらいました。

結論から言うと、胎嚢は見えず、HCGはなんと3にまで下がってしまっていました。

あーもう出ちゃったんだ…と思いました。


私も夫も涙もないし、悲しみに暮れることもないのですが、やはり2回連続流産はちょっと凹みますね。(胎嚢確認前だったので化学流産になるのかな?)

どうしてダメだったんだろう?と原因を考えてしまいます。


あと胚は2つあります。
初期胚と、胚盤胞グレードC(A〜E)。

大学病院からの帰り道、次はどっちを移植しようか?と考えていました。



今回は、流産なんて考えたこともない無邪気な妊婦になってみようと思い、お腹の子を信じていました。

結果的には残念でしたが、大丈夫かな?大丈夫かな?と不安でいるよりも、信じて過ごせたのは良かったかなあと思います。


次の移植は10月かなと考えています。