私たち五園連が、2025年3月小金井議会議員選挙候補者の方々にお送りした公開質問状について、回答をいただきましたためご紹介させていただきます。この記事では質問内容11の回答について掲載いたします。
なお、回答掲載順は、小金井市選挙管理委員会から受領できる選挙立候補予定者説明会参加者及び資料配布者一覧表に拠りました。
11.小金井市における待機児童数はここ数年で0人になり、その間私立保育園が13園増えています。一方で、近年における0歳児の募集定員に対する空き人数は増加傾向となり、需要と供給のバランスが大きく変わりました。市が行ってきた待機児童解消の取組に対する評価をお聞かせください。(単一回答)
A)大いに評価している
B)一定程度評価するが、改善の余地がある
C)どちらともいえない
D)取組が不十分である
E)その他
候補者回答
○森戸よう子氏
D)取組が不十分である
この間待機児童が0になったことは良かったと思います。ただし隠れ待機児童が存在しており、手放しでは喜べません。また定員割れがありますが、12月くらいまでは0歳児の定員はほぼ埋まる状況です。途中入所を希望される保護者にとってはよかったと思います。しかし、3、4、5歳も定員割れが大きく、民間保育所にとっては厳しい状況です。小金井市が適切に支援する体制が求められています。また公立保育園の入所調整が行われていることも問題です。ぜひ改善を求めていきます。
○水上ひろし氏
D)取組が不十分である
待機児童がゼロになったことは良かったと思います。定員割れがありますが、12月くらいまでには0歳児の定員はほぼ埋まる状況です。途中入所を希望される保護者にとっては良かったと思います。しかし、3・4・5歳児の定員割れが大きく民間保育所にとっては経営にも影響しています。市が適切に支援する体制が求められます。また公立保育園の入所調整が行われていることも問題です。改善を求めていきます。
○安田けいこ氏
D)取組が不十分である
答申待機児童解消のために保育の質より量の確保が優先されてしまった。子どもの育ちを最優先に、理念を持ち将来を見据え子育て環境を整備するという視点が欠けていた。
○大前ゆか氏
C)どちらともいえない
待機児童については改善しているが、障害児、医療的ケア児については置いてけぼりになりになり対応がなされていない・不十分。また、 私立保育園の認可を増やしたため巡回監査が間に合っておらず、不正受給や保育士の一斉休職など問題が起きている。
○村上ようすけ氏
B)一定程度評価するが、改善の余地がある
待機児童解消は果たしたが、保育の質の向上が大きな課題となっているため。
○中江ともや氏
D)取組が不十分である
B)一定程度評価するが、改善の余地がある
コロナ禍での婚姻数、出生数の減少は予想を上回るスピードで進んだこと、それまでの都内状況として、待機児童の少ない地域は、移住者により待機児童が再度増加する事象が見られたことから、多少の供給過剰のリスクを受け入れた上で施策を打ってきた結果として、現状に至っており、過去の判断も仕方なかったと考えています。一方で、今後需要が急激に増加する状況も考えづらいため、地域的な需給の偏りの是正は必要なものの、全体的には供給過剰を解消していく必要があるものと考えています。
○坂井えつ子氏
E)その他
当時、待機児童の解消は喫緊の課題だった。時代に応じた対策が必要。
○片山かおる氏
C)どちらともいえない
ここ数年で待機児童数は0になる一方で、さまざまな社会状況の急速な変化で、とりわけ0歳児の定員割れが著しく、私立園の運営を圧迫する事態になっている。そのため、小金井市の欠員補助金も3年間で収まららず、あと3年間延長で支出されることとなっている。このことは保育需要と供給のバランスに次いで中長期の見通しの甘さと老朽化しつつあった公立3園を「行革」の対象としてしか考えず、時代の流れに合った児童福祉の視点での公立園の再活用に考えが及ばなかった、小金井市政の失態だと考えている。
○渡辺大三氏
B)一定程度評価するが、改善の余地がある
問題点①特定法人の保育園の割合が異様に高い(その特定法人を巡る報道が続いた)。問題点②国基準を満たす園庭を具備した園が少ない。それらの園が園庭代わりに使っている庁舎建設予定地の広場が現設計では異様に狭くなる。
○岸田正義氏(会派 みらいのこがねい代表として回答)
A)大いに評価している
待機児童数257名で多摩26市ワーストであった待機児童率から、保育所の増設など保育園経費を大幅に増額してきたことによって待機児童解消を実現することができた。一部に保育所を作り過ぎたかのような声があるが、実際はのびゆく子どもプランの確保方策の計画通りに開設してきた。唯一令和元年だけが計画値より多く保育所を開設したが、その当時はまだ待機児童が発生していたため必要な措置であったと考える。待機児童解消後に振りかえって批判することは簡単だが、保育所に入園できなければ保護者の仕事や家庭に及ぼす影響が大きいがゆえに待機児童解消のために努力を積み重ねてきた職員を大いに評価している
D)取組が不十分である
この間待機児童が0になったことは良かったと思います。ただし隠れ待機児童が存在して
おり、手放しでは喜べません。また定員割れがありますが、12月くらいまでは0歳児の定員はほぼ埋まる状況です。途中入所を希望される保護者にとってはよかったと思います。しかし、3、4、5歳も定員割れが大きく、民間保育所にとっては厳しい状況です。小金井市が適切に支援する体制が求められています。また公立保育園の入所調整が行われていることも問題です。ぜひ改善を求めていきます。
○高木あきなり氏
B)一定程度評価するが、改善の余地がある
不適切保育や補助金不正への検査と厳正な対処が求められます。
○水谷たかこ氏
B)一定程度評価するが、改善の余地がある
待機児童を解消したことは一定の評価をしますが、園庭のない園も次々に認可してきたことや、出生児童数減少のトレンドを注視せず、保育園を増やし続けたことで別の課題が残ってしまったことは遺憾です。