※13年前のブログを再チェックしてお届けします。
1日でスサノオノミコトを祀る主要パワースポットを巡る
黄金ルートを出雲国風土記の逸話を交えて紹介します。
はじめに
・出雲に何度か来たことのある人向けです。
・ポイントだけ示しますので、
基本的にカーナビをご使用下さい。
・狭い道路も走りますので、あまり大きい車には不向きです。
・山道や急な階段もありますので、運動靴を着用して下さい。
・一日に廻りきることだけを目的としているので、
ゆっくりお参りしたい人には不向きです。
(最後に中級編ちょっとゆっくりルートも紹介します)
まず、行程は
出雲縁結び空港~韓竈神社~出雲大社
~日御碕神社(昼食)~須佐神社~佐世神社~須我神社
~熊野大社~神魂神社~八重垣神社~松江市内 です。
では、スタート!
9:00 出雲縁結び空港発
空港から出て2番目の信号を右折。
とにかく国道431号を目指します。
国道431号を西へ。
平田市街地の本田橋交差点を北上。
海に突き当たったら、左折。
河下交差点を左折、旧鰐渕小学校を過ぎたら右折。
ここからは、
地元の人が設置した小さい看板を頼りに行くしかないです。
石切り場をすぎて寂しくなっても進みましょう。
地元の人が整備した800m手前の駐車場に駐車。
9:40着
ここからは徒歩で、杉並木を抜け急な山道を登り、
細い岩穴を潜ったらたどり着きます。
※このルートでここが一番ハードです。(いきなりですみません)
1社目 韓竈神社
御祭神はスサノオノミコトです。

出雲国風土記(733年)の出雲郡の章に記載されている古社です。
偶然かもしれませんが、
出雲大社から見て鬼門(北東)の位置に鎮座しています。
日本書紀
八岐大蛇の件の一書(第四)には
スサノオは新羅経由で出雲にやって来たとあります。
また、
竈は金属加工技術の象徴でもあります。
ちなみに竈つながりで、
九州の太宰府天満宮の裏にある竈門神社には
本殿を守るように須佐社が控えています。
10:40発
海まで戻ったら、突き当たりの河下交差点を左折。
猪目という集落に着いたら、看板に従って左折。
道は細いです。途中、鹿の出現に気をつけて。
山を越えると、出雲大社の境内の脇に出ます。
11:10着
2社目 出雲大社
御祭神はオオクニヌシノオオカミです。

ウラ側にスサノオノミコトを祀る素鵞社があります。

さらにウラ側に廻ると
禁足地・八雲山の磐座がむき出しになっています。
ここが出雲大社最大のパワースポットです。
昔、地元出身の竹内まりやさんが、
山下達郎さんのラジオ番組で紹介されていました。
また、昨年のNHKの竹内まりやさんの特集番組でも、
ここで宮司さんとロケをされていました。
11:40発
西駐車場の交差点を右折。
突き当たりの稲佐の浜を右折。
※昨年の豪雨で通行止の時期もありましたが、
現在は、片側相互通行で大型車も通れます。
数キロ走って、最初の信号を右折。
日御碕神社に到着。
12:00着
3社目 日御碕神社
日沈宮の御祭神はアマテラスオオミカミ、
神の宮の御祭神はカムスサノノミコトです。

寛永21年(1644年)、徳川3代将軍家光の命で着工し、
7年の歳月をかけて造営された権現造の美しい社殿です。
不思議なことに、
アマテラスを祀った日沈宮が男千木で
スサノオを祀った神の宮が女千木です。


ここで昼食タイム。
海沿いの遊歩道を歩いて、
経島(ふみしま)を横目に花房商店へ。
おすすめは、ウニ入り日本海丼2000円。
ウニ好きの人は、ウニ丼3300円をどうぞ。
ただし、海が荒れてウニが獲れない時があります。
※昔は、ウニの旬は8月下旬から9月上旬だと聞きましたが、
温暖化で今はどうかわかりません。
13:15発
お腹を満たしたら、来た道を引き返します。
稲佐の浜を横目に直進。山陰道出雲ICを目指します。
万代橋東交差点を右折。IC手前の国道9号線大島交差点を右折。
左に神西湖が見えたら、差海交差点を佐田方面へ左折。
数キロ走って、突き当たりを掛合方面へ左折。
この辺りからようやく須佐神社の案内看板が見えてきます。
案内に従って左折し、橋を渡って須佐神社の駐車場へ。
14:00着
4社目 須佐神社
御祭神はスサノオノミコトです。

出雲国風土記の飯石郡の章にて、
ここは小さいけれど、良い国だから
我が名は、木や石には付けず(土地に付けよう)と
魂を鎮めて、大須佐田・小須佐田と定められた
と記されています。
現在、令和の御遷宮で本殿の改修中です。
11月16日までは、天照社が御假殿となっています。
なお、本殿のウラにある大杉には行けます。
14:15発
駐車場から来た道をそのまま引き返して
須佐川を渡ったら左折
ドラゴンロードを抜けて飯石ふれあい農道を左折
国道54号線に出たら左折。
斐伊川を渡った先の里方の交差点を右折。
この里方は、雲南市木次(きすき)町にあるのですが、
出雲国風土記の大原郡の章にて
天下造らしし大神(オオクニヌシ)が
「八十神は青垣山の裏に置かじ」と言って
追い払う時に迨次(きす)きましき。
かれ来次(きすき)という。
※“きすく”とは追いつくという意味とされます。
つまり、
稲羽(いなば)のヤカミヒメを娶ったことで
八十神たちの恨みを買ったオオクニヌシが
命を狙われて、根の国のスサノオに助けを求め
生太刀と生弓矢を使って八十神を追い払う術を教わり
ここ木次辺りでそれを遂行したわけです。
さて、案内に戻って
途中、佐世郵便局前を右折
踏切を渡って少し進むと左側に佐世神社の看板があります。
14:55着
一応、
軽自動車か小型車なら上に駐車場があるとなっていますが、
車がすれ違う余裕が全くないので、下の公民館脇に車を止めて
徒歩で登ります。
5社目 佐世神社
御祭神はスサノオノミコトです。

出雲国風土記の大原郡の章にて
スサノオノミコトが佐世の木葉を頭にかざして踊った時に
刺した佐世の木葉が地に堕ちた。かれ佐世という
佐世は八岐大蛇退治が行われた場所(八頭?)と
クシナダヒメと住まわれた須賀の中間地点にあります。
移動途中にここでスサノオノミコトがクシナダヒメに
舞いを披露されたのではないかと、想像されます。

15:25発
来た道を引き返し、佐世郵便局前を右折、松江方面へ
道なりに進むと須我神社に到着。
15:40着
5社目 須我神社
御祭神はスサノオノミコトです。

古事記にて
スサノオノミコトが八岐大蛇退治の後に、
クシイナダヒメとの新居を建てるにあたり
「気分が清々しい」と言って住まわれた場所です。
※地名は須賀、神社名は須我です。
また、
八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに
八重垣つくる その八重垣を と歌った場所です。
紀貫之が古今和歌集の仮名序にて
「人の世となりて、素盞嗚尊よりぞ、
三十文字あまり一文字は詠みける」
と称え、須我神社は和歌発祥の地ともされます。
15:55発
※この地区から山越えで熊野へ抜ける道は
現在通行止になっています。
来た道をさらに松江方面へ。
雲南市と松江市の峠を越えた最初の信号を右折。
突き当りを右折して、しばらく進むと熊野大社があります。
16:10着
6社目 熊野大社
御祭神は
イザナギノヒマナコ・カブロギクマノオオカミ
・クシミケヌノミコト
イザナギの子で、神聖なる熊野の神様である櫛御気野命
すなわちスサノオノミコトです。

出雲国風土記の意宇郡の章に登場します。
大社(おおやしろ)と記されるのは
ここ熊野大社と杵築大社(現・出雲大社)のみです。
16:25発
来た道をそのまま直進。松江方面へ。
右側にローソンがある交差点を左折。
八雲立つ風土記の丘の看板が見えたら左折。
突き当たりが神魂神社です。
16:35着
7社目 神魂神社
御祭神は、イザナミノミコトとイザナギノミコトですが、
8世紀過ぎまで、出雲国造の住まいがあり、
熊野大社の逢拝所であった場所です。

本殿は国宝で、出雲大社のモデルになったとも言われています。
出雲大社の本殿内の八雲の図には、雲が7つしかないのに対し、
こちらの本殿には、9つの雲が描かれています。

16:50発
神魂神社の参道を北へ進み、突き当りを左折。
直進が進入禁止の所を右折、最初の交差点を左折。
次の信号を左折。すぐに八重垣神社です。
16:55着
8社目 八重垣神社
御祭神はイナダヒメノミコト、スサノオノミコトです。

※八重垣神社の社務所は17時で閉まります。
本殿の御簾も閉じられますが、参拝はそれ以後も可能です。
出雲国風土記の意宇郡の章に佐久佐社として登場する古社で、
御祭神の一柱である青幡佐久佐日古命(アオハタサクサヒコ)は
スサノオの御子神と記されています。
帰りは
八重垣神社の前の道を真っ直ぐ行くと松江駅に戻ります。
最初の信号を左折すると玉造温泉方面へと向かいます。
上級編は超ハードなので中級編を少しだけ
コースは
出雲縁結び空港9:00発~9:40着 出雲大社 10:30発
~10:50着 日御碕神社 11:20発
~11:40着 出雲大社神門通り(昼食) 12:40発
~13:20着 須佐神社 13:50発
~14:40着 須我神社 15:10発
~15:30着 熊野大社 16:00発
~16;10着 神魂神社 16:40発
~16:50着 八重垣神社 17:30発
~18:00頃 松江市内or玉造温泉宿
これだけ巡ると、体力は消耗しますが、気力は充実します。
少し涼しくなった頃にお試しください。