【町民の子ども、全員ダンサーに】 | Toshihiko Nakazawa ~dancing New York~ 

Toshihiko Nakazawa ~dancing New York~ 

ニューヨーク在住、ダンサー中澤利彦による、アメリカ生活をお届け!

 

山形県の大石田町という場所で、ダンス授業を行なってきました!6日間訪問し、10コマのダンス授業と、3回のキャリア講話。

この町は小学校が3つ、中学校が1つの町なのですが、今回全ての学校に行って、それぞれの学校の全校児童・生徒と活動してきました。

つまり、この付近の小中学校に通っている子ども等は、全員がダンス経験者となったわけです😄

 

たくさんの機会を頂き、指導内容や流れは似てくる時も多いのは事実ですが、当然その時授業を受ける子どもたちはそれが最初の出会いなので、

我々も常に新しい気持ちで取り組むように心がけています。

 

そして、その中で改めて思ったことは、僕に関しては、決してダンスの技術を伝えたい訳ではなく、ダンスを通したその生き方や人間性を伝えていきたいと強く考えるようになりました。

 

 

ダンスはツールであり、

それは自分を表現するための一つの手段。

 

 

 

少しずつ年齢が上がっていき、高学年くらいになってくると、照れや恥じらいも出てきて、周りの目を気にしたり、自分を思いっきり表現することに抵抗を持つ子も少なくありません。

 

ダンスが好きじゃなくてもいいし、なんだったら踊ることなんて嫌いでもいい。

上手になんて動かなくていいし、なんだったら不器用の方が人を楽しませる事ができる事だってある。

でも、やらずしてそれを判断するのはもったいなさすぎる。

だから、まあとにかく何でもいいからやってみて、それで判断すればいい。

 

ダンスアレルギーを少しでも解消する事で、

食わず嫌いを無くすこと。

 

※ちなみに、とろろアレルギーだった僕は、この旅で朝ご飯に毎回出てくるとろろを少しずつ食べて、アレルギーを克服しつつあります。

 

今回この町の子ども達は、それを自分の力で乗り越えた。

だって、ダンスは受け身じゃ踊れないので。

 

今度はあなたの街へ🗾 

文化・芸術によって、魂が救われる人も必ずいる。僕がそうだったように。