出産レポート2 に引き続き、レポート3です。

午前5時すぎの破水から始まった出産でしたが、
待てども待てども、なかなか本格的な陣痛が来ずに、
既に12時間以上経過・・・。

「晩ご飯を食べたら、お腹の張り診てみましょうか」
と言われ、陣痛の合間にご飯を完食。

これは何度目のNST(ノンストレステスト)だろうか・・・。

相変わらず5分位の張り。

しびれを切らした(?)助産師さんが、
ナース「おっぱいのマッサージしてみましょうか。
これで陣痛が進む事があるんですよー」

とおっぱいのマッサージを開始。

赤ちゃんが吸い付きやすいように、
乳首のマッサージって言うのがあるんだけど、
それをやってもらう事になりました。

出産前から、既に乳汁の分泌も始まっていた私。
「良く出そうなおっぱいですねー」
といいながら助産師さんのゴッドハンドパーによって、マッサージは進められる。

まずは左、そして右のおっぱいをマッサージ中に・・・

ガクン!叫び

というぐらい急激に陣痛がきはじめました。

もうフーフーどころじゃ乗り切れない程の極度の痛みが!!!
ああ、これだ!これが陣痛だった!遂に来た!

「ふぃーふひーっー、イダイイダイイダああああああああ!!!!」

と急にのたうち回り始めた私。

急に豹変した私の状態に助産師さんも夫も異変を感じた模様。

すぐに内診され、どこぞに電話をかけ始める助産師さん。

「あの、ごえもんさんですが、
(子宮口の開きが)今7cmぐらいで、

はやそうなので(分娩室に)移動します。
用意?まだ出来てません!」

とやや焦り気味の助産師さん。

こっちも訳わからんぐらいの勢いで陣痛が襲ってきてて、
「あかん!もう出る!」位まで来てました。

すぐに何人か助産師さんやら看護師さんやら現れて、
「陣痛の合間に移動しましょうか!」
と言われる。

合間なんてほとんどないよー!ショック!

「さぁ、これに乗って」
と車いすを持ってこられるが、
ベッドからおりようと四つん這いになったらまたひどい陣痛が、
「うおー痛いーイダイー出そうー出そうー!」
もう呼吸法もクソもない状態に。

「おちついて、フー、フー!」
と言われるがそんなん出来ない!!

やっとの思いで車いすに乗り、
急いで分娩室へ。
助産師さん、あまりの勢いで車いすを押すので、
車いすが色んなところにぶつかったえっ

分娩台に上るのも大変。
陣痛の合間に、と言われるが、そんな合間はないのだ!
足を広げるんだけど、
なぜかその時に限って、内また気味にしか足が開かない!
なぜ?!
だいぶ赤ちゃんが降りてきていたんだろか?

分娩室に運ばれたのが、午後7時20分。
「ううー出そう、出そう!ショック!
と、”(子宮口)全開大”の合図を待っていました。

すると見た事もない男性医師登場。
こいつはだれた?
今までどこにいた?(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)

7時30分、子宮口全開大!
おっしゃー、やっときばれる!
”あ、そうだ、そういえば目をつぶってたらダメで、おへその辺りを見るんだった。”
と思い、しっかり目を開けておへその方を見ていきむ。
あぁ、また裂けるんだろうか、などと変な事ばかり頭に浮かぶ。

7時35分、排臨(陣痛の波とともに赤ちゃんの頭が見え隠れする状態)。

7時35分、発露(赤ちゃんの頭の1番大きな部分が膣口を通過すること)。

めっちゃ早い展開!

「(呼吸を)ハッハッハッハッ(短促呼吸)、にして!」
と言われ、
赤ちゃんの頭が出たんだな、と理解する。

なんとなく股のあたりもそんな感覚がある。

頭が出たらこっちの物。
あと2~3回いきんだら出てきました。

7時39分、胎児娩出

我が家の次男、はるぽん、誕生赤ちゃん

分娩室に入ってから、19分の超スピード出産でした。
全開大になってからは9分
実際はもっと短く感じましたよ。

はるぽんは、ちょっと羊水を飲んでいたみたいだったので、
ドラマのようにすぐには泣きませんでしたが、
しばらくしたら、
「ふにゃー」
ってな感じで泣きました。

私が最初に言った言葉は、
「出たー。」
だったかな・・・。

助産師さんも気付いたら汗だくになって頑張ってくれていて、
なんか、お産って一人じゃないんだなーと嬉しくなりました。

しばらくしたら、はるぽんの大きさ等が測られました。
予定日よりも2週間以上早かったし、
こうやって出てくるのもすんなり出てきたし、
まぁ3000g弱ぐらいかなーと夫と話していたんですが、
いざ計ってみると3580gもあると聞いてビックリ!
かずぽんの時(3232g)より大きいじゃないか!


しばらくカンガルーケアをしてもらい、
なんだか生々しく血が付いた、はるぽんを抱っこしていました。

はるぽん
いちばん不細工に写っている写真をチョイス。(爆)
ひどい顔だなーこりゃ。
まぁ、生まれたての赤ちゃんってこんなもんですよ、多分。

おっぱいを吸わせると上手に吸っていました。


「おめでとうございます、申し遅れましたが私担当の○○と申します。」
さっき登場した、見た事もない男性医師が挨拶に来た。
あんた、一体誰やねん!

「えーと、ちょっと裂けてるんで、麻酔して縫合しますね」
ということで、裂けたところが縫われる。。。

っていうか痛いよ!
ほんとに麻酔してるの?
「痛いっ!痛いっ!」
と出産よりそっちのちくちく感の方が痛かった気がする。。。

「めっちゃいっぱい裂けてるんですか?」
と尋ねたところ、
「いや、少しですよ」
との事。
それにしても痛い。ヘタクソ?

その後、子宮の戻りをよくするためにお腹に氷を置いたり、
子宮収縮の点滴を打たれたり、
2時間位分娩室にいました。

担当の助産師さんが、
「おめでとうございます、それにしても急にお産が進んでビックリしましたねー」
と言っていたので、
「いやぁ・・・取り乱してすいません」
と謝っておきました(汗)。

「胎盤、見た事ありますか?見られますか?」
と聞いてくださったので、せっかくだから見せてもらう事に。
胎盤ってほんとに大きな物だったのでビックリ。
重さは650gぐらいと、普通の人より少し大きかったみたいです。
「こっちがお母さんについていた側で、こっちが赤ちゃんについていた側です。
これが羊膜と言って、赤ちゃんを包んでいた膜です。
ほら、こんなに薄いけど、すごく弾力があるんですよ。
地方によってはこの胎盤を食べる習慣があるところもあるんですよ。」

等説明してくださって、
「へぇ~へぇ~」状態でした。


そして、入院生活へ突入するのでありました。

出産レポート4~入院生活編~へつづく(?)

続かないかも・・・・。


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