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これまでマーケティングの世界では、
顧客をぱっと見たときにわかる属性で
分けていました。
年齢とか、性別、
統計的にわかる所得層、居住地域、、、
というように、
顕在的に表に出てきているものですね。
しかし、いまでは価値観で
考えなければなりません。
その価値観は、表にでてこないので、
ぱっと見でわかりません。
価値観が細分化され、
私たちのような小資本のビジネスが
狙わなければならない市場は、
特に表に出てこない潜在的な
価値観という属性を
探っていくことが必要となります。
そして、この考え方をベースとして、
さらに顧客の姿を
イメージしていかなければなりません。
そしてそこに市場があるのかを
判断していくのが、
市場分析なのです。
これを徹底的に手を抜かずに
分析していくことが、
市場創造のキモになります。
なおかつこの市場分析ができていくと、
おのずとその市場で売れる商品が
浮かび上がってきます。
つまり、市場分析は
商品分析とほぼ同義と思って
差し支えありません。
これを間違えると、待っているのは、
まったく売れないという結果です。
ただ、成功するか失敗するかは、
実行してみるまではわかりません。
しかし場当たり的にやれば、
次への蓄積になりませんので、
成功しても、そこから伸ばすことはできませんし、
失敗しても、次の手を打つことができません。
思考を突き詰めるのは苦しいですから、
小さいテストを繰り返し、
実行しながら進めるのがいいと思いますが、
それでもやはり「学び」は必要です。
学び、思考し、行動する、、、
ビジネスは、どこまでいっても
このあくなき繰り返しですね。