ジーンズ大国オランダの同業者さんから薦められて依頼されたジーンズ
GOEMON-タローです。
今や世界にもジーンズを専門とするリペア屋さんってのが増えてきているんです。
Instagramで海外の同業者さんと相互フォローしたりして薄く繋がりがありますが、面白いですね~
日本の同業者さんだと、物理的な距離が近すぎる事もあって全員がライバルになりかねないし距離感がとても難しいんですよね。
ただ同業者だから理解し得る事ってのもあるので、何となく縁があってお会いして見たいな~と思ったらコンタクトを取ってしまうかも知れませんのでその際は宜しくお願いしますm(__)m
さて、今日紹介するデニムは、以前オランダに住んでいて、最近日本に引っ越してきた外国人の方からのご依頼でした。
オランダってジーンズ大国なの知ってました?
国民一人当たりのジーンズの所有本数が世界一なんですって。本当に?どこかのサイトで見ただけですが…。
有名なブランドと言ったら、【DENHAM】や【G-Star RAW】くらいしか思いつきませんけどね。
で、そんなジーンズ大国のオランダでジーンズリペアを生業としているの同業者『Dutch Denim Repair』さんからGOEMONを紹介されたと言って、ジーンズが送られてきました。
『Dutch Denim Repair』さんはインスタグラムでは繋がっているので、存在は知っていました。
ビックリですね!!でも嬉しいですね。同業者さんに認めてもらえる事は誉です。
さて前置きが長くなりましたが、そんなオランダのリペア屋さんが施したリペアを再リペアして欲しいとの事です。
ではリペア前(MOMOTAROジーンズです。)
裏側
中々アーティスティックなリペアが施されています。(嫌味じゃなくて)
簡単に安くお願いしたって事もあるので、このリペアについてどうのこうの言おうとは思いません。
強度の面から見ても、間違っているリペアでは無いと思うし、ただちょっとこれだと穿いた際にゴワゴワがきついかな?とは思いますが。
で、このリペアを解いた訳ですが。
黒い当て布のされている部分は比較的簡単に解くことが出来ましたが、インシームの縫製部に施されていたリペアを解くのに何時間掛ったんだろう(笑) 泣きそうになりました。
あと、リペアを解いた跡から当て布をされていないリペアが出現して、これは流石に解けないのでこの上からリペアをする事に。※リペア後の見た目や強度に影響がなかったのでね。
ではリペア後、今回はお尻とインシームの縫製を解いてレギュラーリペアで仕上げました。
無事に届いた連絡はありましたが、私が施したリペア内容については何も触れられていなかったので、満足して頂けなかったんだろうか…とチョット不安。
『Dutch Denim Repair』さん、Instagramでポストされた写真や動画を見ているだけですが、凄くお洒落な工房でいつか行ってみたいと思っている所です。
アメリカのポートランドにも会ってみたい同業者さんがいるんですよね。
日本でのリペア方法とは全然違うアプローチでの直し方なので、とてもとても興味があります。
あと、タイにも気になる同業者さんがいますね。
ジーンズリペアと言う共通の仕事ってのがあれば、色々な事を話せて楽しんじゃないかな~と思いますが、まぁ語学力が皆無ですからね。
どこかに行きたいという欲は殆ど無かったんですが、異国の同業者さんに会いに行くってのはいつかやってみたいなぁ。
さて、次回のブログはオランダのデニムについて紹介しようと思います。
それでは、また。
お気に入りの衣類をリペアしながら長く愛用する事は
持続可能(サステナブル)な消費への1つの答えです。
環境に配慮しつつ、気持ちよくファッションを楽しみましょう!!
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