最近の琵琶湖の状況 | 琵琶湖バス釣りガイドGOENET3

最近の琵琶湖の状況

寒くなり始めてきて屋外に出る機会も段々と減ってきております

最近の琵琶湖は秋に産まれたアユの稚魚(ヒウオ)が南湖に増えてきて場所によっては水面で確認できるところもあります
 
更にそれを追ってカイツブリなど水鳥も集まるという構図

そしてシャローにはバン(黒い水鳥)も増えてきて季節を感じさせます


バスのほうは今釣れているのはいくつかのパターンに別れています


まず水深4メートル前後のラインを流れてくるヒウオを追っているタイプのバスを狙うパターン

これは経験上寒くなるにしたがい、更に荒れるにしたがい、ヒウオの量はどんどん増えてきます   そしてそれを補食するバスもどんどん入ってきます  
 琵琶湖では冬にバスが越冬するという説はこのパターンには当てはまりません   魚は年中食べています

このパターンで使うルアーはやはり最強なのはアラバマリグ、まさにヒウオの群れそのものド定番です

アラバマリグが使いにくいウィードがあるところではシャッドテールワームをつけたスイムジグ所謂スコーンリグが強いです

濁りが入ったりするとディープクランクやスピナーベイトのスローローリング、チャターベイトなども出番です

あとシャッドプラグをボートで引っ張り更に潜らせるドラッギングもこのパターンで活躍します  
 
ウィードが無いスポットではメタルバイブのリフト&フォールは冬の最終兵器
  メタルバイブはエビ系、小魚系、小ギルといろんなベイトに化けるルアーで特に冬~春には超強力な効果があります  

小さなルアーですが私のガイドではゲストさんがリップルアッシュのメタルバイブを使い3投連続ロクマルをキャッチ、10投以内でロクマルを4匹キャッチした実績もあります

あと風のない穏やかな状況にはダウンショットやネコリグ、ジグヘッドリグなどもスポットを絞って狙っていきます



さてヒウオパターンの他にはある程度の深場所に落ちたバスを狙うパターン

南湖のしゅんせつ跡各ホールや北の深いところなどです
大事なのはベイトがいる深場を確認することです  
最近のCHIRP式ギョタンでは非常に分かりやすくなりましたが実際に何がいるのか目で確認しておくと深いディープでじっくり粘って釣ることに自信が持てます

私はすでに冬用のディープではギルや他の魚を確認してイメージしています(笑)

ルアーはマッチザベイトですが深いのでメタルバイブやスプーン系、ヘビーキャロライナ、ワーム各種です




そして3つ目のパターンは各温排水周辺です

いかにも魚が集まりそうなポイントですね   その分釣り人もたくさん集まってきます(笑)
このポイントで釣る最大のコツは、仲良く釣ることではないでしょうか

どうしても集中してきますからあっちへ行けとかコッチ来るなポイント盗るなみたいな話を最近某トーナメントでもよく聞きますが正直心が狭いです    大昔はそんなこともありましたが皆さん仲良く釣りしましょう

さて温排水も琵琶湖には南湖だけで私の数えるだけで15の排水口があり多種多様です

 魚のより方もいろいろなので共通パターンはないのですが、夏に良い排水口と冬に良い排水口、冬に釣りやすい排水口、時折めちゃくちゃ魚が寄る排水口、昼間は全く釣れない排水口、ただ水が出てるだけにしか見えない排水口、普段は全く水が出ない排水口など個々に特徴があります

ルアーはいろいろ効果的ではあるんですが場所によっては根掛かり多発覚悟になるので場所を細かに把握しておいてキャストするのが大事です