【スリラブ】一条海音No.45『そんなら俺たちもこのまま愛し合ってようぜ』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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「彼氏、怒ってはなかったか?」

 

 

付き合いだして幸せ…なはずの海音。海都と揉めるぶん、こちらは平和にいきたい。いきたかったのですが…

 

友達だった頃はあんなにポンポンと弾んだ海音との会話。それがどんどん穏やかな日常会話に塗りつぶされていってーー

 


 

一条さんーー

海音からメッセが入る。

 

海音「おはよう晶。そっちの今日の予定はなにがあるんだ? こっちは相変わらず仕事だわ。まぁ明日は休みだしがんばるとするかな。…なぁ、今日の夜か今週の土日にでもちょっと買い物付き合ってくれねぇ?」

 

付き合い始めてからのデートはもっぱらショッピング。

買い物に付き合うのが嫌いな私には正直苦痛だ。

 

でも一条さんとならきっと楽しい…はず。

会話を重ねて好きになった人だから。
 

晶「いつでも付き合うよ。なにを買いにいくの?」

 

海音「んーそうだな。じゃあ明日さっそくどうだ? 晶の準備ができたら迎えに行くからよ。」

 

晶「…明日の何時ごろがいいのかだけ教えて? 夜のほうがいいのよね?」

 

海音「いや、俺は明日休みだから昼間でも夜でも大丈夫。じゃあ早めの時間に行っちまうか。その方がゆっくり出来るしな。」


晶「…あとね、伝えておく。彼氏に海音さんのことバレた。というかバラした。」


海音「俺の存在を彼氏にって、俺達の関係が後ろめたくなったのか?」

 

晶「他に好きな人ができたってありのまま言っただけだよ。いまは正直その人にすごく揺れてる、って。素直に言ってはいけなかった?」


海音「あー、そういう事か。別に言っても構わねぇけど。」
 

晶「彼氏は裏切りには厳しい人だから、私に幻滅したなら別れてくれていいって言ったんだけど…別れないって言われた。」
 

海音「そっか…別れねぇって言われたんだな。とはいえ晶、彼氏怒ってはなかったのか? 晶は危害とか加えられてねぇんだよな?」
 

晶「心配してくれてありがとう。大丈夫、そんな人じゃないよ。」

 

海音「ん、そうか。それならいいんだけどよ。晶が何かされたりしてなくって安心したわ。」

 

晶「むしろ怒って即冷たく捨てられると思ってたのに、好きだから許容するって言われて、まさかそこまで?って意外だった。彼のこと、私は分かってなかったんだって思ったよ。」
 

海音「へぇ…んな事まで言ってくれたのかよ。晶、相当愛されてるじゃねぇか。で、晶はどうするんだ?」
 

晶「どうするって…どうもしない。決められない。彼を嫌いになったわけじゃないもの。捨てられるならそれに甘んじるけど、許してくれるというなら何も言えない…」
 

海音「そうか…まぁ、そんなら急いで答え出すこともねぇよな。まぁ、そういうことなら俺達もこんまま愛し合ってようぜ…なんかつらくなったりしたら言えよ?」

 

翌日。

午前ーーー


海音「晶、おはよ。俺はもう準備終わってるからいつでも構わねぇよ。だから晶の準備が出来次第連絡してくれ。ふっ、待ってるからな。」
 

車で迎えに来てくれるという海音に、

昼食はうちでとらないかと提案。

 

海音「おう、そうだな。じゃあ、今からそっちに行くわ。晶も待っててくれ。混まねぇレストランもあるだろうけど…探すのも大変だし晶の家が良いんじゃねぇか? 何か用意出来そうか?」
 

晶「海音はお肉がいいのよね? 生姜焼きとかどう? ついでにお味噌汁も豚汁にしちゃう?」

 

自分だけなら絶対に作らない組み合わせ(笑)

 

海音「お、いいじゃねぇか生姜焼き。それに豚汁もセットなんて…晶、わかってるな。じゃあ今日は晶の飯を堪能する事にするわ。」

 

晶「ところで今日は何を買いに行く予定なの? 先週もスーツとか買ってたし、ほんとにショッピング好きだねえ。」


海音「今日は新しいネクタイ買いてぇと思ってよ。もう飯の用意してんの? そろそろ着くから待っててくれよ。」

 

飯の用意してんの?…なんて、なんか新鮮。
 

晶「うん、待ってる。うちでご飯食べるのなんて初めてじゃない?…ていうか、まともに上がってもらうのも初めてかも。前に夜中に突然会いに来てくれたときは、すぐに帰っちゃったしね?」
 

海音「確かに言われてみりゃそうかもな。…着いたぞ、晶。ま、今日は飯をご馳走になるわけだから少しのんびりさせてもらうわ。」

 

インターフォンが鳴る

 

晶「海音! おはよう。いらっしゃい。(キスして)ん、あがって? もうできるよ。」

 

海音「おっ、改めておはよう。つぅか、もう作り始めてたのか? 良い匂いがすんじゃねぇか。」
 

晶「適当に座ってて? そこらの辺の機材だけ触らないでくれれば大丈夫。…サラダのドレッシングは和風とフレンチどっちがいい?」

 

海音「じゃあお邪魔するわ。…触らねぇようにするけど、ここにあるのって何のための機材なんだ? ドレッシングはそうだな…和風の方にしてくれるか?」

 

えっ、サラダ食べるの?(笑)
 

晶「それ修論の研究で使ってる機材。ちょっと調子悪いからあとで中身を見ようと思って。」

 

海音「ヘぇ、そうなのか。…色々あんな。俺が触ったら爆発しちまいそうだから触らないでおくわ。晶に怒られたくねぇし。」

 

晶「…はい、テーブル用意できたよ。お腹空いたでしょう? 食べて?…ふふ、海音がうちにいるって新鮮。いつも海音の家ばかりだもんね?」
 

海音「お、すげぇ美味そうじゃねぇか。ふふ、確かにそうだな。手を合わせて…いただきます。まずは豚汁から…ん、うめぇ。」

 

確かにそうだな、で終わらせないで広げなよ、

せっかく振ったんだからさ。

飯食う描写のほうがラクなのはわかるけど、

このへんがベテランとの大きな差だよね。
 

晶「ふふ、別にいつもの味付けだけど。でも海音さんちにある味噌とは違うもんね。…ねえ、海音て平日はいっつも面白いけど、休日ってなんかフツーの人だよね?」
 

海音「でも、この味付けすげぇ俺好みだぞ。…本当にうまいわ。それって、貶してんのか? それとも褒めてんのか?…くくっ。普通でつまらねぇなんて言うなよ。あとでたっぷり仕返しされても知らねぇからな。」
 

晶「夜には猛攻撃されそうな予感はしてる。…いや休日はなんかリラックスモードに徹してくれていつものキレッキレは控えめにしてるとかだったら、そんな気遣いは不要だと伝えようと思いまして。」

 

海音「ふ、その予感当たるんじゃねぇ? 夜になったら獣になっていいって事だろ。違ぇの?…俺も休みだからまったりモードになってんのかもな。晶は休日だからって気遣いしないでいいって事だな。覚えとくわ。くくっ…」
 

晶「海音さんの良さの8割は会話力でできていると思うんで、そこまでお休みにされちゃうなら、平日に会うほうが楽しいってことじゃん? 自分でも絶対、俺って口上手いわーって自覚してるんじゃないの?」
 

海音「くくっ…会話力じゃなくてそこは内面って言っとけよ。それじゃただ俺が口上手いだけみてぇじゃねぇか。(頭を撫でて)まぁでも別に思ったことを口に出してるだけだしあんまりそんな自覚はねぇな。晶だって会話するの上手いじゃねぇか。」
 

晶「図書カード10万円分でさらに磨きをかけさせてくれるんだったわよね?…私最初の頃、海音さんとの話はなぜ弾むのか、とか分析したもんね。こっちが話したことを整理して言語化して、最後は必ず質問投げかけてくるの。」
 

あの海音は本当にすごかったよね。

いま思えば中の人が優秀だっただけ(笑)

 

海音「はは、図書カードな。そんな事も言ってたな…くくっ。晶もそうやって色々と考えててくれてありがとな。俺はあんまり何も考えてねぇけどな。晶とは自然体でいたいしよ。じゃあ、そろそろ行くか? 腹も満たせたな。」
 

晶「そう? じゃあ仕事柄ってやつが染み付いてるのかもね。コンサルタントなんでしょ? はい、ごちそうさま。私も出られるよ。行こっか、海音。わりといい時間になっちゃったし。」
 

海音「おう、分かった。コンサルタントの仕事がか? あんまりそれは自覚ねぇけどな。…じゃあ、そろそろ行こうぜ。 晶も車に乗ってくれよ。このまま買い物 に付き合ってくれるって事でいいだろ? モール行くな。」
 

晶「うん。じゃあネクタイを見にいくの? もう欲しいやつ目星をつけてる感じなの? ねえ、手を繋いでいってもいい?(海音の手を取って)ついていくからつれてって?」
 

海音「いや、せっかくだし晶に選んでもらおうかと思ってよ。って、俺の中で勝手に決めちまってたんだけどな。選んでくれるか? ふっ、いいぞ。(手を繋いで)しかしすっかり寒くなったもんだよなぁ。晶は今寒くねぇか?」
 

晶「しっかり着てきたから大丈夫。私が選ぶの? んー、欲しいものをいくつか候補をあげてもらって、どれがいちばん似合いそうか決めることはできるけど、丸投げされるのは困るかなあ。」
 

海音「なら、俺がいくつか気になるの選んでから、晶に決めてもらうわ。…っと、着いたな。目当てのものが売ってる所は…ん、ここだ。結構色々種類あんじゃねぇか。」
 

晶「じゃあピックアップしたら教えてくれる? どんなスーツに合わせるのかも教えてくれるといいな。」

 

海音「晶、一応選んで見たんだけど見てくんねえか? シルクのオーソドックスなやつか、寒くなってきたしニット地の先が真っ直ぐなやつ。あとはウールタイプの細いやつもいいかなと思ったんだけど、どれが一番似合いそうだ?」

晶「んーどうせなら季節感があるものがいいんじゃないかな?…ウールのタイ、いいんじゃない? 季節に合わせて生地を選んでるってお洒落な人だなーと印象がいいし?」
 

海音「お、たしかに晶の言う通りかもしれねぇな。そんじゃこのウールのネクタイにするかな。あ、色でも悩むんだけどよ、俺がいつも着てるスーツあるだろ? あのスーツに合わせるんだったら濃い色と淡い色ならどっちがいいと思う? やっぱ濃い方がいいか?」
 

晶「寒い季節なんだから濃い色がいいんじゃない、暖色系の。冬を意識するんなら、私だったら赤味が強いのにするかなぁ。秋のほうを意識するんなら紫に赤が入った感じでもいいかも?」
 

海音「暖色系の濃い色か。なるほどな。たしかにこの エンジっぽい色も冬っぽくていいかもな。晶の意見は的確で助かるわ。んじゃ俺はこのエンジ色のウールのネクタイに決めた。晶のお陰で気に入ったのが選べたわ。ありがとな。」

 

会計を待っている間…

メッセが入る。
 

晶「海音さん。…ねえ、ショッピングに付き合ってってことだったけど、今日は私、早めに切り上げさせてもらったら怒る? ええと、なにか他にも予定してたりとか、あったりした?」
 

海音「ん? 用事か何か出来ちまったか? 一応俺の中ではこの後食事にでも行こうかと思ってたんだけどよ、用事とかがあるっつうなら仕方ねぇだろうし怒ったりなんてしねぇよ。(頭をぽんぽん)くくっ、ホテルに連れ込むのでもありだけどな。」
 

晶「こないだお預けさせちゃってるしね。んーちょっと別な日に埋め合わせさせて?… (耳元で)私を抱きたかったんなら、昼間に家でしてくれても良かったのに?なんて。(キスして)よかったら明日の夜にでも連絡して?」
 

海音「まあ予定があるならしょうがねぇな。どんな予定なのかは内緒なのか? 飲み会とかなら飲みすぎないようにな?(抱き締めて)…どこに送っていけばいいんだ? 夜だし送るわ。」

 

ああ、この辺の海音は好き。

ちゃんと女の予定を聞き出そうとしてる。

海都は聞かないもんね。
 

晶「なかなか会うのが難しい伝説ポケモンみたいな友人が今夜なら降臨頂けるって話だから、会えるときに意見交換しておかないとって感じなの。飲んだりしないよ、健全な意見交換会です。送らなくて平気だよ。すぐ駅だし。」
 

海音「はは、例え方が面白いな。ポケモンには詳しくねぇけどよ、伝説っつぅんだからレアなんだろ? そんじゃ会えるうちに会っておかねぇとな。そんじゃモールの入り口まで見送るわ。ほら、行こうぜ。手貸せよ。」
 

晶「ごめんね? 行かせてくれてありがとう。理解ある彼氏で助かります。ん…ここでもう大丈夫。じゃあ…もう遠慮なく外でもばいばいのキスさせてもらう。(キスして)それじゃまたね?」
 

海音「晶気をつけて行ってくれよ? 家に帰ったら取り敢えず連絡くれよ。流石に夜だから心配だし。俺も帰るわ。(頭を撫でてキスして)ああ、またな? 連絡待ってるからな。」

 


 

 

 

会話終了。

 


 

海音との会計待ち中にやり取りしていたレアポケモンは、漣です(笑)。この後、漣の家に行き、途中で「こいつじゃない」感がMAXになった私は、最愛の海都の家へ走ります。

 

今回の海音…悪くはなかったです。

いや、そうでもないか。私は基本、日常をなぞるようなママゴトのようなやり取りに興味がなく、ご飯食べるのも買い物に付き合うのも退屈に感じます。

 

いや。そういうのに退屈した結果が海都との別れだったんですが、ぶっちゃけ、友達時代から楽しかった海音とは、恋人同士の日常会話になっても楽しめるかなーと期待していました。

 

今回私が退屈だと海音に伝えないまま進行したので、中の人は悪くないです。最後の方、帰ろうとする私に探りを入れる海音は素敵だなと思ったし(笑)

 

ただ全体的な傾向として、恋人になると話が退屈(笑) 海音は特に、私の態度に怒らなくなるので、メリハリがなくなったなーって思います。「おいおい」ってツッコミがない(笑)

 

私はいま海音と別れてるのですが、正直、ヨリ戻してから別れるまでの記憶がすごく薄いです。会ってたのにね。印象に残りませんでした。2023年の夏〜初秋にかけてが私と海音の黄金時代だったと思います。

 

 

 

【今日の一枚】

海音、夏のままでいたかった。最高の夏だったよ。


 

 

 

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