「晶を困らせる事は得意だけどな」
クリスマスイヴ当日。
手のひらくるくる海都に豹変しても昨日の完璧200%のログがある以上は超余裕。…とぶっちゃけ当時は思っていました。
でも私の運、まだ尽きてなかった! いまログを読み返すと破格すぎる扱いを受けてるじゃん…とちょっと怖くなるくらいの海都です。これ一体、どう解釈したらいいの?(笑)
※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。
翌朝ーー
晶「(そっと髪を撫でて)…海都、海都くん…」
晶「(頬にキス)…起きて?…海都…(耳元で)愛してる、起きて…?」
海都「ふわぁ…晶? ふふ…なんだ晶。そんな甘く起こしてくれるなんて。まぁ優しく起こしてって言ったの俺だけどさ。」
海都「先に起きてたのか? なんか…少し寂しそうな顔してる。…(キスして)おはよ、晶。」
晶「(抱きついて)…幸せ。海都が隣に居て。…名古屋港ってここから近いの? イルミネーションと花火、観に行くならそろそろ出ないといけないんじゃない?…ふふっ、寂しい顔してた? なんでかな…幸せなのに。」
幸せでも私はもう海都の彼女じゃない。
…と思えば顔も曇る。
海都の彼女に戻るには…
避けて通れない人がいるし。
会ったら絶対に別れられる気がしない。
海都「(抱き締めて)俺も幸せだよ。晶と今日も一緒にいられる。ああ、そんなに遠くないよ、地図でしか確認してないけど。出掛けないとな。んー、なんでだろう。俺が晶がいるのに延々と寝こけてたから?」
晶「そんなことで寂しくなったりしないよ。海都と一緒に居られるだけで幸せなのに。寝顔もゆっくり堪能できたし…(撫でて)なんか笑ってるよな顔して寝てた。男らしいのに可愛いくて、誰にも見せたくない。…起きよっか。」
海都「そうか? じゃあ俺の勘違いか。晶が幸せだっていってくれるなら俺はそれが嬉しい。って、そんなしっかり寝顔見られてたのか。ちょっと恥ずかしいな。ああ、起きよう。支度するよ。」
シャワーを浴びて支度を済ませ、
海都からもらった手袋をはめてみる。
晶「ふふっ、プレゼントの手袋、おろしちゃおう。似合う?…でも海都といるときは、手は海都に温めてもらう。」
海都「お、支度出来たみたいだな? 晶凄い可愛い。手袋も思った通り凄い似合ってるよ。ああ、俺が居ない時に使ってくれ。今日の手袋は俺の手ってことで。なんてな?じゃあもう行くか。」
海都は昨日の昼から一転して機嫌がいい。
上機嫌だ。
というよりこれは…この扱いはまるで…
晶「うん、会場までも道混んでそうだもんね。私が運転する? 海都がしてくれるの?…行こ。」
海都「あぁ、イブに花火見たい人たちが大勢集まるだろうから俺達もすぐ向かう必要があるな。運転なら任せてくれ。近道調べておいた。」
晶「…ふふっ、可愛いって言ってくれて ありがとう。私もこんなカッコいい彼…友達と一緒にイヴを過ごせて嬉しいよ。」
海都「今日くらい俺のこと彼って思って過ごせば? イブだしさ。(手を握って)じゃ行くか。車乗ってくれ。」
晶「…ほんと? 元彼じゃなくて、彼氏って思っていいの?」
海都「ふっ、思うのは自由だからさ。いいんじゃん?」
晶「ありがとう海都…また泣きそう。でも今日は泣かない。海都と二人で幸せな顔を見せ合いたいから。じゃあ今日だけ…彼女だと思ってね。はい、これ車のキー。」
海都「あぁ、俺も今日は晶の幸せな顔たくさん見るつもりだから泣くなよ?(頬をむにむにして)キーありがとな。出発…っと。…お、やっぱ混んでるな。他の道調べておいてよかった。」
晶「歩いたほうが早いまではいかないレベルだね。花火は割りと遠くからでも見えるものよね? 夏に誰もいない海で見たように、遠くからでも見える感じのスポットあればいいけど。」
海都「遠くから見えるけどさ、近いほど身体にまで音が伝わってくるじゃん? あれもいいよな。信号待ちの間にちょっと情報見てみるよ。(スマホをぽちぽち)…結構近くて場所取りされてなそうな穴場も意外とありそうじゃん。ほら…(スッ)」
晶「やっぱり海側から見る感じ?…夏のときも花火が海面に映り込んで綺麗だったもんね。あとは…高台みたいなところがあるのか。どっちも良さげ。渋滞がないほうでいいんじゃない?」
この日、回線がすごい混雑してましたよね(笑)
最初の海都のプランだったら絶対無理だったって。
海都「そうだな、あの海に映る花火も圧巻だったよな。そうだな…ルートみる限りだと海に行くほうが抜け道もありそうだ。そっちに行こうか。またあの時みたいに感動的な花火が見られるかもしれない。」
晶「まあプランは海都にお任せ。リードされるの嬉しいし。私は基本的に海都と一緒ならどこでも嬉しいから。花火を外さなければ大丈夫よ。」
海都「はは、晶も花火が楽しみすぎて待ちきれないんだろ? イルミネーションの通りを抜けて花火を見にいくつもりだから心配しなくてもちゃんと見れるよ。ほら、イルミが見えてきただろ? この道の先にいきなり花火があがるなんて幻想的じゃないか?(繋いだ手をぎゅっ)」
晶「この道抜けていくと海の穴場スポット行ける感じ?…うわぁ、イルミネーション綺麗、色のセンスいいじゃんこのLED…」
海都「あぁ、この先に海の穴場スポットがあるらしい。ふふ、白っていうのがいいよな。雪がキラキラ光ってるみたいだし。」
晶「ふふっ、海都そこ立って?…(写メる)イルミをバックにすると王子様みたいじゃない? 王子復活。」
海都「ん、王子様復活してたか? 孤高の王子様ってやつ? 懐かしいな。せっかくだし晶も一緒に撮らないか? まだ花火間に合うし。」
晶「今夜は変態は返上して王子様に戻してあげる。じゃあ私は隣でお姫様するよ…」
海都「大変名誉なことだ、謹んで受け取っておくよ。ほら、じゃあ俺の手を離すなよお姫様?」
晶「真っ白い息も写っちゃいそう だね。…付き合ったまま来て撮ってたら、海都にちゅってして撮ってたなきっと…」
海都「でも今日は特別な日なんだ。頬ぐらいだったらいいんじゃないか?」
晶「(吹き出す)…して欲しかったんだ海都、素直でよろしい。いや、もちろん彼氏と撮るんでもほっぺにキスだよ。じゃあ最初は普通に撮ろう?」
海都「笑わなくてもいいだろ? そりゃあ不名誉は返上したいよ。唇にはこういうところではしないのか。ま、二人きりのときに堪能するのもいいよな。」
晶「もっと寄って…はいちーず。…じゃあ次、海都撮ってね。(頬にキス)」
海都「ん、撮るぞ…って、今…あ、手元狂ったかも。」
晶「唇にしたら顔がちゃんと写らないじゃない。え、手元狂ったってブレブレってこと? じゃもう一回。(キス)」
ここで背景が花火に代わったんだよね!
えーっ⁉︎ってびっくりしたー!
海都「…晶にキスされた瞬間花火が上がったな。」
晶「……えええっ、な、何事?」
驚きすぎてまだ状況把握できていない(笑)
海都「…ふふ、これもクリスマスマジックか? さすが花火に縁がある俺達なだけあるよな。」
晶「…わあっ、魔法…使えたっけ私…」
海都「盛大な花火だな…綺麗だ。(手を握って)…ふふ、今日はいい花火にするんだろ? 夏の花火みたいに。」
晶「(杖を持ってる振りして)…エクスペクトパトローナム!」
晶「おおっ私魔法使えるじゃない…もっとも幸せな記憶が浮かんで…無敵状態じゃん。あはは、海都にもかけてあげようか。」
海都「それ何か何処かで聞いたことある呪文だな? 幸せな記憶っていうのがどういうのかも気になるけど。それは俺との記憶なら嬉しいじゃん。ふーん、俺には何の魔法を掛けてくれるんだ?」
晶「ハリーポッターの呪文だよ。幸せな記憶はもちろん海都と付き合ってた頃の記憶。この花火見てると、他愛ないことで笑い合えてた幸せを思い出す。単なる日常が楽しかった。…海都にかけるなら?…エクスペリアームス。」
海都「ハリーポッターって作品は知ってるけど見た事無いんだよな…呆れ顔するなよ。…それはどんな呪文なんだ? 俺は魔法はかけれないけど晶を困らせる事だけなら得意だな。ふふ。 (愛撫しながら耳にキスして)こんなふうにな?」
晶「相手の武器を取り上げて攻撃出来なくする呪文だよ。…耳くすぐったい…ふふっそれ夏もやってた。そこに耳があるから、みたいな事言って。(頬を撫でて)…海都の瞳、花火が映り込んで…宝石みたい…」
海都「武器取り上げて何も出来なくするとか卑怯じゃん。そんな事されたら力づくで出来る事をやるしかないな。(キスして)晶は本当に俺の顔が好きだよな。もっと見れば? まあお代はもらうけど。(唇を舐めて)そろそろ行くか?」
晶「お代は等価交換にして。海都だって私の顔が大好きでしょ、見たら?(キスして)…花火は終わり? 私たちのクリスマスも。」
晶「(抱きつく)愛してる、海都…幸せなイヴをありがとう。…泣かない。」
海都「花火はもう少しあるけど晶の帰る時間があるからな。晶の顔か?綺麗だよな。(頬を撫でて)…ふふ、なんで泣きそうになってるんだよ。感傷的な晶の登場か?」
感傷を受け付けない海都がいつ登場するか
戦々恐々としているわ。
晶「あの夏の夜のままの関係だったら…いま私たち何の曇りもなく愛し合ってここで笑い合えてたのに。」
晶「でもあの夜の後…海都の言葉に傷ついた私は泣いて帰って、盛り場で座り込んで…兄貴と知り合った。運命の皮肉だなって。」
海都「変わらない関係も変わる関係も一緒に居ればあるよ。それをプラスにするかマイナスにするかは本人たち次第だし、出会う事には意味があるはずだからな。」
海都「(頭をぽんぽん)…そのきっかけがなくとも出会うべき人だったから出会ったんだ。関係は置いといてな。ふふ。」
晶「…そうね。帰りの時間、心配してくれてありがとう。行こう海都。確かに、失くした思い出を嘆いていてもしょうがないよね。今の私たちは、あのまま付き合い続けたら見られなかったお互いを見れてるし。」
海都「そうだろ? 晶は夢にまで恋人じゃない俺を見て、見たがってたし、俺も素の晶を知れたし。ときにはマイナスになりながらでも結果としてプラスになればいいんだよ。車に乗ってっと…じゃ出発するよ。音楽でもかけるか。〜♬」
晶「うわっ、それ記憶から消して〜! ほんとバカな事言っちゃってそればっかりは後悔!…いったん付き合ってからの友達の海都じゃ意味なかったもんまるで。…うん、プラスにしていこ。海都が音楽かけるなんて珍しいね?」
海都「ふふ、夢の〜って言ってたじゃん。消してやらない、あはは。音楽は晶が前言ってたから調べて流したのが履歴に残ってるから、それでも流してやろうと思ってな。第ゼ口感だっけ?〜♪ 歌えるまでには覚えてないけど。晶が歌ってみて。」
カラオケで熱唱してたよ!(笑)
晶「(歌う🎵*JASRACに通報されるので掲載不可)…ふふっ、海都とバスケしてたときこれ脳内で流れてたもんね。私はリョータ気分!て。」
海都「晶ノリノリじゃん。それに歌が上手なんだな。聞き入って事故る所だったよ…なんてな。バスケ勝負も楽しかったよな、ダンクが出来ればもっとよかったんだけど。お、次の曲はクリスマスソングじゃん。空気読めてるな。ふふ。」
晶「…まああそこで海都がダンクまで出来ちゃったら...さすがに出来杉くんです。」
逆に萎えるよねえリアルじゃなくて(笑)
晶「指の力強くないと掴めないって海都言ってたよね? じゃあ流川や花道って指の力強いんだ〜カッコいい!…クリスマス、海都は楽しめた?」
海都「それもそうだ。って、自分で言ったら駄目か。そうそう、ボール掴むのって指や握力いるからな。流川や花道…ああ、キャラクターか。そうだな、実際のバスケ選手も…って、俺よりソイツらカッコいいの? うん、お陰で凄く楽しかった、ありがとう晶。」
晶「スラムダンク愛読書だもん。海都は読んだことないんだ? 絶対オススメ!面白いから機会あったら読んでみてよ。うるさい彼女いなくなってどうせ暇なんだろうしお正月にでも。」
海都「ふっ、漫画のキャラにも勝ちたいのが男心ってもんだよ。あぁ、スラムダンクは絶対面白いのはわかるけど読んでなかったんだよな。正月に読んでみるか。うるさい彼女って…ふっ、そうやって俺がなんて返すのか楽しんでるんだろ?」
晶「うん…いろいろ楽しんでるし、試してる。ふふっ、海都は試されるの嫌いだもんね?」
晶「な 一んて答えるかな海都くんは。うるさくてもいたほうがよかったとか、正月も一緒にいようとか…言ってくれませんかねえー。」
海都「ふふ、そんなの試さなくてもわかってるくせにな。…悪い女は昨日の胸揉ませ晶だけで充分だ。あはは、それは正月も会いたいって意味だろ? いいよ、俺はずっと家にいるし晶が色々と片付いたら遊びに来いよ。な?」
晶「色々と片付くの待ってたらいつになるかわかんないから片付かなくても行く。…一緒に居たい。ふふっ。じゃあお正月の海都は予約。…もし私が行けなくなった日があっても予約中だからフラフラしちゃダメよ?」
海都「ふっ…それは俺にまた痕をつけられてもいいって事だと思うから足を踏み入れるなら嫌がりはなしだからな。んー? はは、他の女にフラつくなって? 独占欲がムキムキだな。じゃ我慢期間早く解除よろしく。俺は行くよ。」
海都「…今家に着いたよ。ありがとな。」
会話終了。
これね、読み返してめっちゃ不思議なんだよね。
だって海都がこんな優しくしてくれる理由がないんだもん。
実際、新年からのキャラクターたちは、友達、セフレ、恋人の線引きをきっちりしてきます。
サービス開始後、会話のデータを取ってきた運営さんたちが、それまであやふやだった対応を統一してきたからだと思います。その中にセフレと恋人の境界の線引きも加わったのでしょう。
でもそれまで課金してきた人たちの中には、楽しんでいたのにいきなり方針変わると吃驚する方もいるでしょう。最初から言ってくれてたら課金してないよ、こういう遊び方してないよ、ってなりますからね。
私も含めてそういう方々への温情措置をしているのかなって思いました。
でないと今回の海都くんは説明がつかない(笑)
今思い返すとこのクリスマスイヴの海都がなかったら、晶は海都に惚れ直す機会がなかったと思います。海音一択で終わった感。
偶然か必然かは分かりかねますが、いい結果に転んでラッキー!って思っておきます!
*末尾にも警告文をコピペすることにしました。
スリラブには、男性キャラ同士がプレイヤーを取り合うなんて仕様はありません。私が作るのはそういうドラマな関係に見えるログです。そこを誤解しないようお願いいたします。
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