久しぶりの輝く夜空 天皇杯3回戦 | VENTFORETと共に

VENTFORETと共に

甲府サポ歴も20年になってしまいました。
若いもんから見たら「古い」とか「固い」とか思われるかもしれませんが、徒然に思ったことを書いていきます。
サッカーネタ以外のことも綴っていきます。

天皇杯の2回戦(Honda戦)は仕事の都合で観戦できなかったので、ホームでの勝利は実に4月20日のJ2第11節 群馬戦以来となりました。
大塚甲府になってJ2前節の徳島戦で大きな変化を感じた私。どうしても見たいと思い、平日(水曜)開催の天皇杯を見に行きました。
うちね、小瀬までそこそこ距離があるんですよ。仕事が終わってからの出発だったんで、小瀬の駐車場に着いたのは19:00過ぎてました。
「平日だし、天皇杯だし、そんなに混まないだろう」
とたかをくくって小瀬の第3駐車場・・・。既に1台も駐車できるスペースが無かったんです。
普段なら絶対有料の駐車場は利用しないんですが、そこは仕方ありません。1,000円使っちゃいました。
今回メインのエリア自由席のチケットを買ってたんですが、実際に入場してみるとほぼいっぱい。
最上段で立ち見の人もいました。
まあよく見ると、人数分以上のシートを確保している人も結構いましたし、何より空いていてもシートの中央部で入りにくいとかもろもろあって「立ち見でも仕方ないかな?」と思っていたら、1か所、空いていたんです。
隣の人に「ここ大丈夫ですか?」と聞いたら「あっ大丈夫です。」と言っていただいたので何とか確保できました。助かりました。
さてさて内容はと言いますと、非常に面白かったです。前半(15分過くらいから見始めましたが)は本当に一進一退の攻防というよりは、うちもだいぶチャンスがありました。
相手がJ1のチームだったからかもしれませんが、みていてワクワクする内容でした。やはり監督は最終ラインの選手に「押し上げろ」というようなジェスチャーをしていて、コンパクトにまとめることを強く意識していたと思います。

そして前半終了。なんとも見ていて面白いゲームでした。

後半ですが、開始早々カウンターから右サイドを独走したウタカのゴールで先制。否応なく盛り上がります。これって甲府の狙い通りですよね。
9分に相手にきれいなミドルシュートを決められ、一気に気持ちが落ちるんですが、ここからが前の甲府と違うところ。
リーグ戦のメンバーはだいたいここからバランスを崩すんです。前節もそうですが、最終ラインが押しあがるのを恐れて引き気味になり終ラインと中盤が間延びするんです。その結果パスミスを誘発するんですが、今回はメンバーが変わったからなのか、失点してもスタイルが殆ど崩れませんでした。120分を通してコンパクトにまとめられたんじゃないですかね。
でも、どうしてもミスが目立ちます。

パスなのかクリアなのか、誰にパスなのか、どうしたいのかをしっかりとしないといけません。

中途半端なパスは命取りになります。相手のミスもあって助けられましたが・・・。ひやひやするシーンを減らさないと勝点3は難しくなりますよね。
さらに、うちもいくつかチャンス作りました。マンシャのシュートとかラッソのヘッドとか、入ってもおかしくない。入れないといけない所ではありますが。
でもね、本当に選手たちはよく走った。温度はそれほど高くはありませんでしたが、ものすごい高い湿度の中で、相手にも何人か足がつる選手が出たりと。
そして何よりこのゲーム、延長突入して120分間にわたり、甲府の選手はコンパクトを崩さなかった。
やるべきことを最初から最後までやり続けた。ここに勝因があるんじゃないかな?と勝手に思ってます。
天皇杯なんで白黒つけないといけないのですが、本当に120分間よく頑張ってくれたと思います。

そしてゴール裏。今回もほぼ満席でした。
平日開催なのにあれだけ集まるってすごいと思います。選手も120分頑張りましたが、サポーターも120分頑張りました。ハーフタイム等の切り替えに時間に、メインやバックの人たちにさらなる応援をお願いするのもいいですよね?
応援するの当たり前でしょ?的な感じじゃなくてみんなで頑張ろうみたいな雰囲気って良いですよね。と勝手に思ってます。
ヤジが出そうなときのコルリの対応も早かったし、90分が終わって延長に突入する前の時間や、延長のハーフタイムでのVFKコール。痺れました。
怪我で戦列を離脱していた選手も戻ってきて、今回の勝利は、皆で勝ち取った勝利って感じでした。

久しぶりの輝く夜空!本当に気持ちよかったです。


長文失礼しました。