なぜか消えない「ゴジラ疲れ・・・。」 | VENTFORETと共に

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甲府サポ歴も20年になってしまいました。
若いもんから見たら「古い」とか「固い」とか思われるかもしれませんが、徒然に思ったことを書いていきます。
サッカーネタ以外のことも綴っていきます。

2016年に公開されたシンゴジラから待つこと7年。ついに東宝から日本版ゴジラが公開されました。

その名もゴジラ-1.0

戦後直後を時代背景にゴジラが焼け野原と化した日本を0から-(マイナス)へと···。
映画のCMのようなことはさておき、ずばり感想を一言。

「俺らのゴジラが帰ってきたー!!」

私のゴジラ歴は1984年公開のゴジラ。平成版につながる そう復活のゴジラ。
母に連れられて映画館に見に行ったのが全ての始まり。それ以来、日本版の映画として公開されたゴジラは全て劇場で見るようにしています。
昭和版ゴジラは学生時時代にレンタルビデオで全てを見ました。
子供の頃は、映画館でもらえるグッズがうれしくて…。
~今残ってたらかなりレア物なんだろうなぁ~
今回のゴジラ、情報統制が凄くて殆どというか全くと言っていいほど情報が出ませんでした。いろんな意味でただでさえアンテナの低い私。公開の直前と言ったらウソになりますが、本当に最近までゴジラが公開されることすら知らない有様。
ロクに情報もないまま、あれよあれよという間に公開日の11月3日に···。
時折流れるCMで、
タイトルは「ゴジラ-1.0」
時代背景は→「戦後直後」
主演は→「神木隆之介と浜辺美波」
監督は→「ALWAYS 三丁目の夕日の山崎貴監督」
というだけ。
「う~ん。さっぱりわからん。」
そんな中で11月3日の公開を待ちわびました。

「んっ?あれっ?」

11月3日は我らがヴァンフォーレの今シーズンホーム最終戦やないかい。
ということで、ゴジラは翌4日に。
シンゴジラの時もそうだったんですが、公開初日の一番最初の時間で見るようにしてたんです。だって誰よりも先に見たいじゃないですか。
まあ今回は我らが甲府の最終戦なんで仕方ありません。
そして、見てきましたよ。
ゴジラ-1.0
映画館で映画を見ながら何回も鳥肌が立つなんて今までに無かったッス。
今回のゴジラ、とにかく凄かった!!
私の中でゴジラは、日本の神に認定されているんです。
西欧の一神教の神じゃ無いですよ。
日本の沢山いらっしゃる八百万の神々の中の1柱。多神教の中の神様なんです。
ちょっと宗教的な話になっちゃいますが、日本って地震大国の火山列島じゃないですか。今みたいに災害発生のもととなる自然現象(地震や台風や大雨や火山の噴火等)って物理的に説明できない物だった訳です。それを説明するのに神様ってすごく分かりやすいんです。森羅万象全ての物に神がやどっていて、その神様が荒ぶると大規模災害が起きたり、反対に大規模災害を起こすくらいの凄い力があるから、神様に祈ってそのマイナスの力をプラス(ご利益)にかえようと祈る。これが日本人だったと思うんです。
と説明が長くなったところで、本題に戻すと、自然災害って容赦ないんです。日本の神は荒ぶると誰にも手が付けられないんです。
そう、まさに「ゴジラ」なんです。
これまでのゴジラがそうだったように、どれだけの最新兵器(スーパーX1・2・3やメ―サー車やメカゴジラ)を使っても倒すことはできない存在がゴジラなんです。
多分、この感覚って日本人じゃないと難しいのかな?と思ったりしますが、今回のゴジラは、私たちが身近に感じることができる「神様」として帰ってきてくれたように思ったんです。
ゴジラのあの曲が効果的に使われており、もう鳥肌もんです。
本当に素晴らしい。

ゴジラの恐怖と素晴らしい作品を見た喜びが同時に襲い掛かり変なテンション。
前日に我らが甲府が2-0で勝ってたこともあって感情の起伏が脳の処理能力を超えましたね。

家について風呂から出たら
「何も考えるな」
と脳が指令を出しているように「ぼーっ」としてました。
映画を見てから3日目になるんですが、今でも頭の疲れが取れないんですよ。

いやぁ素晴らしかった!!