人生には譲れないモノがいくつかある。その最たるモノがプライドだろう。
人によってその価値観は様々だが、誰にでもこれ以上は譲れないという部分はあるものだ。
もはや打つ手なし、逃げ場もなし、そんな状況に追い詰められたエ-スに、黒ひげは、自分の軍門に下るよう言った。その黒ひげにエ-スは即答する。
「…”力”に屈したら 男に生まれた意味がねェだろう」(441話より)
たとえ勝負に負けたとしても、すべてを奪われるわけではない。その心は絶対に奪うことはできないのだ。エ-スのこの言葉を忘れてはいけない。どんなときでも、心まで屈してはいけないのだ。