今朝早くは、まだ昨日からの雨が残っている様子だった。
それは、細かく弱く、断続的に降っていた。
こんな天気だからか、最近はすこし夜明けが遅くなりはじめた気もした。
いつもは玄関ドアを開けると、東の山の上は薄っすらと明るく色付いているのだが、最近はまだ薄暗いままだ。
夏至を越えたのだから当然のことだけれど、あらためて、宇宙の大きな営みの中に存在していることを感じる。
小雨の降るなか、テラスに出て洗濯物を干す。
予報では、今日は晴れて暑くなるらしいので、それを期待するのだが、なにせ湿度が高いので、ほんとうに外に干しても大丈夫なのかという気がしないでもなかった。
コリウスにたっぷりと水を遣った後、散歩に出かける。
街中を一直線に流れる川を渡ったとき、霧のような煙が、川の上一面、土手の高さまでかかり、白いモヤが溜まっているように見えた。
単なる霧なのか、それとも、ちゃんと名前がある現象なのか、学がないのでわからないが、ちょっと珍しい光景だと思った。
昼前から晴れ間が出る。
そして、久しぶりの太陽を感じる。