僕の憧れの存在「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さん。
彼の行動と決断、才能、ビジョンなど、とにかく自分がなりたいロールモデルとして燦然と輝いている存在。
そんな彼が「顔出しを卒業する」というネットNEWSが流れた。
『どういうこと!?win win wiiinとか絶対あっちゃん必要じゃん!Youtube大学も?まじか!』
『でも、その決断も面白い!羨ましい!彼の視野には何が映っているのか超気になる!』と、羨望の眼差しを持ち続けている。
そんな彼ともう1人「両学長」が大好きで、彼らが発信している「投資」の話に俄然興味がわき、まずは「積立NISA」から始め、40歳にして投資に挑戦しようとしているのである。
そんな自分がもう一つ始めるのが「Youtube番組」だ。
もはやコロナ禍で数多のタレントさんの参入はもちろん、素人さんもやっているYoutube。
そう…まさに「今さら」始めるわけだwww
「中田敦彦を崇拝しているわりに行動が遅い」といわれても仕方ないなと。
なぜこんなにも遅れてしまったのか?
それは「今までは覚悟が持てなかったから」だ。
なんの覚悟か?
それは「Youtubeを本気でやる覚悟」だ。
「Youtubeなんて、気軽に始めたらいいじゃん」と思う人もいるだろう。
だが、Youtubeで名を馳せた人物たちの配信をみていると、彼らが口を揃えて言うのが「Youtubeと本気で向き合えるかどうかが明暗を分ける」と。
それを聞いて、前までの自分は「覚悟をもって臨む準備ができていなかった」わけだ。
やるならちゃんと時間をしっかり確保し、続けていける体制を作らなければと。
そんな中、今の自分に難しかったのが「固定の時間を確保すること」だった。
しかし、それができなければ一生始められないなと思ったので、毎週固定で時間を空ける覚悟をすることにした。
やっと自分にとって「Youtube番組収録は仕事」と割り切ることができたのだ。
そうじゃないと、今だに「YO!YO!YOSUKE」を使ってくれる取引先に「この日のこの時間はNGです。」と言えないからだ。
なし崩しに予定を入れていってしまっていた過去からの脱却。
とはいえ、もちろん今までの仕事や取引を無碍にするつもりは一切ない。最大限努力を重ねるつもりだ。
だが、今後の自分の人生を考えた時に、この決断は「必要」と感じ、やっと腹を括ることができたので、この度、始めることにした。
じゃそもそも、なんでYoutubeをはじめることにしたのか?
これにはちゃんとした「自分なりの考え」がある。
過去2年間を振り返ると「名古屋から声優を誕生させ、全国区・全世界で活躍する人材を育成・プロデュースしていくんだ!」という気概のもと、代表を勤めるタレント事務所「TYK Promotion」に「声優部門」を新設し、養成所「TYK STUDIO」をつくり、「ナゴヤセイユウ」と呼ばれる東海エリア在住の声優・タレントを誕生させること…これに自分のタレント活動以外の時間・心・頭をほとんど捧げてきた。
そのおかげで、周りには「無謀」としか見られていなかった挑戦も、最近では着実に「声」を使ったお仕事をいただけるようになり、「名古屋でアニメ系の映像に声を入れるとしたらTYK」という口コミは徐々に広まってきているなと実感しており、とても感謝している。
ただ、TYK STUDIO&ナゴヤセイユウが誕生し、3年目となった今年…とても大きな異変を自分の中に感じたのだ。
それは、2年間でとても大きく成長してくれたナゴヤセイユウだが、このまま3年目も同じような環境で彼らが学んでいっていいのか?ということだった。
2年間は、とにかく自分もTYKの内部にだけ目を向け、彼らの成長になることを試行錯誤しながら挑戦、アクションしてきた。
そのおかげで、なんの土壌もない名古屋であったにも関わらず、講師の皆さんの尽力もあり、この2年間で彼らは相当成長したと自負している。実際に仕事が増えていっているのも、その証拠だろう。
がしかし、逆に2年間やってきて、衝撃的に強く感じてしまったことがある。
それが…「外部の刺激を与えず育ててきてしまった」ということだ。いわゆる「外で揉まれる経験」だ。
TYKという親鳥が、巣の中で口を開けて待っているひな鳥に餌をもってくるという行為ばかりしてきた2年間。
コロナ禍ということでイベントなども激減し、外部と接触する機会も減ったというのも原因の一つではあったが。
ただ、これからは飛べるかわからない…でも、飛ぼうとしなければ、いつまで経っても広く大きな空を知ることはできない。
だから飛ぼう!その勇気を持つんだ!と。
新たなバイトでもいい、旅でもいい、東京のワークショップにいくでもいい、ドラマのエキストラをやるでもいい…とにかく「外で揉まれ、人間的に成長をすることが、次なるステージに上がる絶対条件」だと気づいてしまった瞬間…
『よし!オレも新たな空へ飛ぶ勇気を持ち、皆との向き合い方と時間の使い方を変えよう!』となったのだ。
タレントとして現状いただいている仕事に加えて、新たなバトルフィールドを探し、熾烈な戦いを乗り越え成功してみせることで、今一度、彼らの身近なTYK=太陽のように輝く存在になれるのではないか?
Youtubeという県境も国境もない戦場の中で、改めて「0」から戦いに出ていくことを率先して見せる時なのでは?
そしてYoutubeを通して自分自身、新たな出会い、ビジネスを始める大きなきっかけになるんじゃないか?ということで、放送作家の後輩にも手伝ってもらって、自腹の先行投資をして、現在、4月配信スタートに向け動画を収録している真っ最中なのだ。
『ナゴヤセイユウにとってSNSは絶対的必須活動であり、最大の武器になる。』
これは、ナゴヤセイユウを産んだ時からの普遍のマインドだ。
しかし、なかなかSNSに本気で向き合ってくれるメンバーも少ないのが現状だ。
僕が目指しているのは「今の声優の形」ではなく「新たな未来の声優の形」だ。
「なる」のではなく「つくる」のだ。
それを実現するためにも言うばかりではなく、同じ「タレント」として彼らの最も近い「成功者」にならなければいけないのだ。
アニメ「シキザクラ」と共に成長と挑戦をしてきた2年間。とてもわかりやすい目標だった。
このアニメ放送後、我々はわかりやすい目標を失うことになる。
その時に挫折するも、次のステージを見つけるも自分次第。
「ナゴヤから革命を」の精神に揺らぎは1mmもない。
中田敦彦さんから学んだこと…それは人がやってきたことには興味がない。人がやったこともないことに挑戦をする。
僕もいつまでも「誰もやったことのない挑戦」を続けようと思う。