昭和より どれほどの手に 五円玉

団塊にとって昭和40年代は青春時代。
ふと手にした五円玉に昭和42年や45年があると、この五円、どのような旅をした五円かと思う。
人間同様に、苦労を滲ませるものや、比較的ピカピカのもある。

神はどちらを慈しむのか。

桜咲く コニーデボルケーノ 富士日本

葛飾北斎の描く富士山から横山大観まで、富士は日本一の山。

春分け入って、花咲爺さん灰を撒く。
地下層では、霧島・白山・乗鞍・富士・鳥海・那須・千島の火山帯が、ボイラを焚き桜前線。

鳥は鳴き 枯れ木に花の 春彼岸

止まっていた時計の針が回りだすと、

屏風絵の中に閉じ込められていた花鳥草木が動き出す。
生命の躍動こそが、この世の春。
窓を開ければ、黄砂セシウム大気汚染では、世界は野戦病院化し、時計は針を回すだけのオモチャとなる。

寒戻り 咲くかやめよか 酔い桜

名も知らぬ 草にも花の 春や春

北風や 済度の願い 悲し別

ラファエロや 上野の森に 子連れ旅

グランドゥカの聖母像。

パラティーナ美術館より国立西洋美術館に子連れ旅。

ラファエロ1520年37歳の生涯。

日本では室町時代の雪舟と重なる。
500歳を越える聖母子。

無数の視線をエネルギーにして、はるかなる時空を旅たまえ。

ロレンツォ ポンテベッキオ 春の川


カタリスト  ~空木宝剣とアーサー・ヒルバンの先憂後楽~

灯台の 光は沖の 一里塚

月も星もない闇夜の海は黒である。

暗夜航路にちょうちん点ける道しるべは灯台の光。
今では、レーダーという海図の上に障害物を察知する。

光陰、色んな網の目がもれて人の目と為す。

春の海 出船入り船 分かれ船


デフレ・インフレ・ディストリビューション。
交通が便利になると、外から色んなものがやって来る。
その都度、規制と自由化のつばぜり合い。
自由がひとり勝ちすると、再び分配再編成の繰り返し。

黄砂とび 花にくしゃみの 杉花粉

風吹けば砂埃が立ち、目に埃が入ると盲人が増え、三味線弾きが増えると、三味線の材料の猫の皮に大需要。
猫が減ると鼠が増えて、桶をかじるから桶屋が儲かるという寸法だが、現在は、風吹かば プラスチックの桶が飛ぶ かな。