CASTDISEさんが定期で出しているGMARCHは思う以上に難しいよという動画。



いきなり余談ですが、CASTDISEさん、いつも都立の目黒高校(Vもぎ60%偏差値56)を偏差値60の高校実績例に出されています。

でも、都立高校で偏差値60を例に出すならば、それこそ北園(同59)とか小金井北(同60)とか三田(同61)とかを例に挙げてもいいのでは?といつも思ってしまいますよだれ

ただそうなると、動画の内容も若干変わってきてしまいますね…(実績がかなり違うのであせる


それはさておき、マスクド先生も偏差値60〜65ぐらいの高校に通う学生が一番危ないと。



しかも、親が最も自慢するのがこの辺とかって、そんなハッキリ言っちゃ🤫シーっ


冗談はさておき、GMARCHの難しさは理系と文系でも違うと思いますが、コバショー先生が言うように、高校に入っても油断せず、学生が自覚を持って受験に臨めるよう、定期でMARCHなめんなよ動画を出しているのだと思います。

 GMARCHはなめたら確実に無効になります魂が抜ける

思ったほど中学受験はブームじゃない?

 

 

自分の周りはこんな感じだったなーと、公立中に行った我が家視点で動画についてのあれこれを書いてみようと思います。

 

まず、都内でも中学受験が盛んな地域とそうじゃない地域とに分かれます。

 

 

中高一貫校は千代田区で12校、港区12校、文京区13校、世田谷区20校など。

やはり中高一貫校が多い区とその隣接区は中受が盛んになる印象です。

 

とある中受が盛んな地域に住む自分の知り合いは、周りが受験するからと言って息子たちを受験させていました。

さぞお金持ちなのだろうと思ったら、たまたま親族の家を譲り受けたそうで、引っ越し後に子ども二人を私立中に入れ、死ぬまで働く覚悟と言っていました悲しい

 

なお、東京では今、2割ほどが私立中学に進学しています。


 

8割は公立中に進学するわけです。

 

この数字を見ると、思ったほど私立中学に行ってない⁉

そんな印象を受けますよね。

 

ただ受験者数は年々増えています。

 

図には含まれていませんが、2022年度の「公立中高一貫校のみの受験者」はおよそ1万1,000人とのことなので、6万2000人が何らかの形で首都圏で中学受験を経験していることになります。

 

東京都で令和三年度に小学校を卒業したのは9万8239人。

千葉、埼玉、神奈川はもっと卒業生が少ないでしょうから、それらを含めてもこの6万人を多いと見るか少ないと見るかは、人にもよるのかなと思います。

 

動画の内容に話を戻すと、例に上げているのは都立の三番手校でしょうか。

日比谷などの進学指導重点校、新宿高校などの進学指導特別推進校に次ぐ、Vもぎで偏差値57以上に位置する進学指導推進校の一部が主に三番手校と呼ばれているようです。

 

三番手校と言えば、進学実績のメインはMARCHから日東駒専にかけての難関私大ですので、動画に上げている高校の条件に合致していると思われます。

 

では、三番手校に入るのはどんな生徒なのか。

 

地元の中学に目を向けると、内申はそこそこあるけどVもぎだと普通とか、Vもぎの成績はすごくいいけど内申は…といった生徒が入っていくイメージです(あくまでも地元中学での話ですあせる

 

三番手校は入試には共通問題を使うことから、偏差値が高い高校ほど点差が付かず、よって内申がいい人ほど有利です(要するに内申ゲーよだれ

 

そのため、内申はオール4以上じゃないと厳しい(と言うか最低ライン)。

中学ではそこそこ成績が良く、部活も勉強も頑張る。

まさに真面目な生徒さんといった感じですね。

 

次に、中高一貫を受験したけれど公立中に来たパターンを考えてみます。

知り合いの場合、希望する中学校が不合格だった時は公立中を選択すると、前もって考えていたようです。

こういったパターンは、都立中高一貫狙いだった人に多かったですね。

そういう子たちの特徴は、中学校でも上位に常に位置し、高校受験ではさらに上を目指してリベンジする、都立もトップ校狙いの早慶付属併願者が多かったです。

 

あまり中受熱が高くない地域だとしても、高くないからこそ中受した人は元々意識が高く、公立中に入った後も高みを目指して頑張っていく。

中受した子は総じてそんな印象を持ちました。

 

上記のような状況を見るに、三番手校で中受した人が少ないのは、個人的にはそりゃそうだろうなとしか思えなかったわけです凝視

 

中受経験者で実際に三番手校を受験した人も知っているので、三番手校でも決してゼロではないです。

ただ中受経験者は決して多い方ではないだろうなあと思うんですよね…真顔

 

さて、今年もぼちぼち中学受験で結果が出る頃でしょうか。

トップ校だけではなく、都立にはたくさん優秀な高校があります。

もし、思ったような結果がでなくても、内申さえ取れれば公立中からも高みを目指せますよ。

 

内申さえ取れれば!泣くうさぎ

 

たまーに例外はあっても、都立はやっぱり内申が必要不可欠です。

でも、難関大付属等は内申が入試に関係ない高校もありますし、何より受験を経験していることはその後も大変強みになります。

 

行くか行かないかは別として、「受験」というものを経験するのは別段悪いことではないと思うのです。

ただし、子の意思に反して極度のストレスをかけたり、家庭を崩壊させたりしてまで受験をさせなくてもいいとは思いますが…ネガティブ

荻野暢也先生

代々木ゼミナールの数学講師。ネット上では「接点tの人」として認識される。

東京理科大学理学部第一部数学科卒。

 

 

代ゼミの数学くせつよ講師、荻野先生の1時間にも及ぶ熱い講義動画(音声のみ)です。

 

今では映像や個別指導が台頭し、予備校の需要が減りつつあるわけですが、個別指導に通っていた兄さんを、たまーに駿台やZ会の講習に送り込むと、刺激を受けて帰ってくることがありました。

先生の言っていることやまわりの賢そうな学生のことなど、普段通っている塾では味わえないものを色々と感じ取っていたようです。

 

自分は代ゼミに通っていたので、上差しは結構当たり前のように感じていたんですよね。

予備校講師との雑談なんかは日常茶飯事でしたし。

(前列真ん中を陣取るJK笑

講義の内容の面白さはもちろん、教卓の上に置かれた数本の栄養剤を何本も飲み干す姿等が印象に残っていたりします笑

 

今思うと、学校だけではなく予備校に通って勉強できたのは贅沢な時間でしたねー。

受験科目で仕方なく受けた生物の授業をぼーっと聞いたりあせる

代ゼミの本屋でずっと参考書を吟味したり。

 

荻野先生の音声を聞くと、その頃の記憶が蘇ります。

 

我が家も予備校ではなく個別指導を選択したのにはわけがありますが、それでもあの予備校が持つ独特の雰囲気や空気感が縮小傾向にあるのかと思うと少し寂しいですね。

 

こちらは講義の動画。

 

かつてネットを賑わせたという独特な台詞回し満載で、見ているだけで楽しいです笑