本日から国公立大学の二次試験が始まりました。
そんな中、周南公立大学が今年、国公立で志願倍率トップになったそうです。
夏の河合塾模試でリサーチをしていて、弟さんの成績でもそこそこいい判定で引っかかったので記憶していました
そうです。
私大専願の弟さんが引っかかるということは、オール3科目入試です。
人気が出るでしょうね。
でも、他にも三科目入試の公立大はあるし、なぜ周南公立大学がこんな状況に⁉︎
山内さんによる掘り下げた分析がコチラ
広島の受験生の受け皿になったということですね。
成績はそんなに悪くない、地元私立には行きたくない、所謂国公立第一主義の受験生が押し寄せた結果でしょうか。
学費も安いですしね。
ところで、周南公立大学とはどんな大学か?
1971年創設の1071人の小規模大学です。
(自分のスマホ1画面でほぼ情報が収まる大学とも言う)
公立化すると決まった昨年は定員を満たしているようですが、それ以前は…。
要するに昨年ぐらいから大学も自治体も受験生の足元を見て、公立大学になるからお得ですよと、これまで地元の高校生すら行かなかった元私立大学に他県からも生徒を呼び込みつつあった模様です。
そんな戦略は果たして受験生にとっても本当にウィンウィンなのか。
そう考えると、大学の中身は変わってなさそうだし、大学や自治体、そして高校しか恩恵を受けてない気がします。
高校はと言うと、正直実績稼ぎしたいのがミエミエ。
受験生本人が納得して受けているのであれば、問題ないんです。
周りに言われるがままでなければね…
地方公立大の出口がパッとしないと山内さんは言っていますが、国際教養は言わずもがな、会津大や高知工科大など首都圏でも評価を受けている大学はあるので、ぜひ周南公立もそう言った評価を受けられるよう今年入学した学生さんたちには頑張ってもらいたいですね
ついでに言うと、周南公立がダメでもあまりガッカリすることはないかな、とも思います(ガッカリするのは親と高校だけ)