平成という文字が愛おしい! | 経営の勘どころ・つかみどころ

平成という文字が愛おしい!

 新年明けましておめでとうございます。

いよいよ平成最後の年を迎えることになりました。そこかしこで、「平成最後の・・・」というフレーズを耳にする機会が増えてきました。
 今年も、新年恒例の実業団駅伝や箱根駅伝をテレビ桟敷で堪能してはいたが、それでも頭の片隅に張り付いていることは、今年はどんな年になるのか?_といことである。


 ハイテク覇権と安全保障が複雑に絡み合った米中貿易戦争の行方。イギリスの合意なきEU離脱への懸念。隣国・北朝鮮と米国間での核ミサイル問題の交渉の行方。加えて韓国内での日本企業に対する元徴用工の賠償訴訟問題や韓国駆逐艦による自衛隊哨戒機へのレーダー照射問題。ロシアとの北方領土を巡る秘密交渉の行方。辺野古問題で県民投票を実施する運びとなった沖縄県での基地問題。メキシコ国境の壁建設予算を巡り政府機関を一部閉鎖するに至ったトランプ政権。気になる課題は山のようにありそうな年だ。


 我が国は、元号が変わり国民が心機一転して新しい世を迎える門出を祝うように、念願のTPP11やEUとのEPAが発効し、自由貿易圏の旗手としてその中心に座る可能性はあるものの、消費税増税による景気腰折れリスクや、統一地方選や夏の参議院選挙という「波乱の亥年選挙」を迎えるなど、今年は最後まで息の抜けない年になりそうである。

 

平穏無事を祈りたいが「平成」という文字が愛おしい気分になってているのは小生だけなのかな?