世界中で番狂わせの政治的選択が続発する兆候あり!
トランプショックが世界中を駆け巡った。
フイリピンのドゥテルテ大統領もかすむ程の衝撃である。
日本、中国、メキシコなど名指しでやり玉にあがった国は数知れない。
同盟国といえども不安と疑心が昂じている。
トランプ勝利の分析が伝わってくるが、代表的なものは白人中間層の不満がオバマ政権を継承するクリントン候補に拒否反応を示したという見方である。
選挙後はトランプに反発する市民のデモも頻発しており、米国が分裂すると警鐘を鳴らす者もいる。隣国韓国でも朴槿恵大統領が辞任寸前まで追い込まれつつあり、政局は一気に不安定になってきた。
日米韓連携の一角が崩れるのか?
東アジアの安全保障情勢に不透明感が漂い始めてきた。
来年はフランスでも大統領選挙がある。極右政党の躍進が予想されている。英国のEU離脱に続いて フランスの離脱の可能性も否定できない。オランダ・イタリア・ベルギー・ドイツでさえもテロや難民問題で、右傾化の傾向を強めているようだ。
世界の政治は番狂わせの選択が続発するかも知れない。要注視だ!