『つじ恵と西谷修さんの対話集会。』

 

西谷修Ver。長いのでパート別に分ける。今回は2回目。

 

・なるべく原音声を忠実にしたが、こちらの感覚で句読点をつけたり端折ったりした。

・聞き取れなかった場合は「●●」と表記。

・聞き取れたものの自信がない箇所は「豊橋(?)」と表記。(地理や語彙が乏しいのでご容赦)

・()で人物情報などを補足。

 

[文字起こし開始]

(動画29分頃まで)

 

大体日本の政党政治っていうのは、一方で自民党と保守とそれから革新のなんとかっていうのがいて、それが中央での数を競うために権力争いをやってて、地方の政治ってそれが影響されちゃうんですね。

 

だけど、そういう構造をね壊そうとして出てきたのが、実はれいわ新選組っていうのに集まってるそういう人たちだと思ってるんです。だから、一番最初ここでね菅谷(菅谷竜 豊橋市議)さんがここで市会議員になって市議会で色々ものを言うようになるっていうのはね「これ、すごいな」と思ったんですけどね。

 

話がうわっと広がりすぎましたけれど、そしてそのところにつじ恵という人がね今度ここで立候補するっていうのを聞いてね「ああ」という風にちょっと思ってこういう集会に参加してんですよ。

 

これちょっと2つ理由があって、要するにれいわ新選組っていうのはどうやって出来たのかというと、山本太郎っていう人がいままでの政界とかねなんかのしがらみとか何かとは違うところで、自分が普通の庶民の気持ちでそれの怒りとそれから「こういうことやらなくちゃいけないんじゃないか?」っていうことで、わざわざ政治家になるっていうことで出来たっていうかそれが出発点ですね。

 

特に福島の地震と原発があってですけれど、大体上からの政治っていうのは全部いままで「どうやって正当化するか」っていう、いままで「あったことをなかったことにするか」ということだけでやろうとするわけです。原発なんてやめないしね、それから被災者なんていうのは「そこに住めるじゃないか」ってね、必ず帰ってくるっていう前提にしてしか復興事業ってやらないわけですよ。

 

そうして結局東電とか日本の電力体制を温存するしね。あんなものね、私企業任せていたらあかんのですよ、核兵器を。だけどそれをわざと私企業がやっているみたいな顔をして政府は全部責任を逃れているわけですね。

 

それは自民党もそうだし他のいわゆる野党と言われる勢力も結局はそこの構造には手をつけられない。でも「それはおかしいだろう」っていう政治家はね●●みたいな人しか出てこれなかったんですね。それで山本太郎がやって、そうするとね山本太郎の主張は天下国家をね権力を掴んでそれで牛耳るっていうそういう姿勢では全然ないです。そうじゃなくて人々の生活の足場からね「こういうことを要求していく」っていうこういう姿勢ですね。

 

そういう要求が出てくると、いままでの権力で上から抑えるっていうような行政をしてきたやり方がそのままではいかなくなるわけですよ。

 

それで、山本太郎のような政治家を育てるっていう。こう「育てる」っていうのはね、私たち一般庶民というか自分が政治家になって「権力とろう」なんて考えたこともないような、その人たちが一番重要な政治家のタイプだと思うんですよね。でもね、それ一人だけだとやっぱりね、その姿勢を貫いていくことはとっても難しいです。

 

多分、山本太郎もねいくら人気があるからと言っても、そのままではやり続けられないです。だから、仲間がいるんですよね。それで、れいわ新選組というのを一応作ってる。それがいまでは一般のメディアとかではね際物みたいに見られちゃって、で「え、れいわ」とか言われてるわけですけれど、いまの社会にとって一番必要な政治のやり方というか政治の求め方というのをね山本太郎とかれいわとか体現してると思う。それは本当に民衆のねその足場からいろいろ出てくる要求じゃないといけないんだけど、だから言ってればこういう姿勢がね一番有効ですぐに働くっていうのが実は地方議会なんですよね。

 

その地方議会でやりつつ、それを全国に広げてくっていうのが本当に必要だと思ってるんですけれど、そしたらそこのところにね菅谷さんが立ってやり始めたでしょ。彼はどっかの議員の秘書とかそんなもんじゃなくて、「郵便局ですか?」そういう一番末端のね人と一番接するところに働いていたわけですよ。いま、郵便局だから半官半民みたいなもんですけど、そういうところで働いていて、両方をみているわけですね。「上からこやれ」っていわれるし、それでここで出来てる関係とか要求の関係のおかしさとか要求みたいなものを逆に代表して「自分が出ていかなくちゃならない」っていうんで、それで政治家になったわけです。

 

そういうのを全国レベルで、いまそういう人たちそれからいま国会議員になってる人もそうですけれど、そういう人たちを下支えして束ねながらね、なおかつ一人ひとりバラバラでもう目一杯頑張ってるその人たちの居場所みたいなものをね、きちっと作っていける人がれいわには必要なんですよ。そうしたら、ここでね、つじ(つじ恵)が立つっていう要するにそれで事務所構えてね。だから、私は会ったときからね、「とにかくつじさん、ここの田んぼに苗を植えるようにして、ここのところにズブズブになりなさいよ」って言ってんですけど、まあ色々全国でしてきてる人だから、なかなかそうもいかなくて、でももう毎週豊橋に来て辻立ちをやってきてますよね。

 

ちょっと、喋りすぎているけれど、それで実はね、知らない人ではなかったんです。私はね、昔のことはね忘れることにしてるんですよ。だってね、生きていくためにはね、前向いていないと後ろいたらね崖に落ちちゃうかもしれないからね。前を見て歩こうと思ってるんだけれど、これを見たらねつい後ろのことも思い出しちゃうんです。

 

「あっ、これってよく知ってるやつじゃん」で、それが若い頃にはね本当にねカラダ張って命がけでね「世の中変えよう」と動いていたやるなんですね。機動隊の前にゲバ棒だけでは、何も変えられないっていうことを、つくづく思い知らされて、それでは法律で人を守ろうっていう風にして、結局弁護士になってその弁護士を長く続けて、先程はその赤木さんの訴訟とかそういうのを弁護しているって言ったけど、いろんな医療過誤(?)とかあるいは、優生保護法とかそういう風に関連するような、賠償訴訟とか、そういうことをずっとやってきた人なんです。

 

[文字起こし終わり]

 

●動画

 

●つじ恵と西谷修さんの対話集会。文字起こし(西谷修ver)①

 

by ゴータイ

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