ジムワークの続き


うん十年ぶりのジム。柔軟体操だけでポキポキ音、既に変な汗、ストレッチでは、す…筋がなんか変。

トレーナー。ブランクのある中年に容赦ない。

笑顔で目は笑わず、じゃ次ロープねと。まだ息が整わない中、非情にも開始のゴングが鳴る。

タンタンタン…。お、でも結構カラダがリズムを覚えているではないか。タンタンタン…。調子が出てきた。足を交互に前に出しながら飛ぶ。タンタンタン…。…。あ、あれ? 足首に異変が…。

トレーナー、「おーいいねー、そうそう、さすがに慣れてるね〜。」

タンタンタン…。あ、足首からふくらはぎに痛みが連鎖。ロープが足に引っかかり始める。おいおい、ほとんどふくらはぎがツってんじゃねーか、こりゃ。1R終了。

ご存知の通りジムでのインターバルは1分ではなく30秒。正直もうロッカールームに帰りたい。体重落としてからまたいずれ来ますよ、みたいな。

カーン。情景反射と見栄だけでロープ2R目に突入。タンタンタン…。もう足云々の話ではない、なんか顔が冷たくなってきたような…。鏡に映る自分の顔が青ざめていくのが分かった。

カーン。両膝に手の平を置き顔が上げられない無様な状態に。過呼吸。ハアハアではなく、へーへー。

おーい大丈夫なのか?と老トレーナーが近づいてきた。最後の力を振り絞り即答でギブアップを告げる。これ以上は日常生活に支障をきたす。ああ大人にはなりたくないものだ。

あの意地悪そうだったトレーナーの笑顔が、今や哀れみの表情に。

また不定期に続く てへぺろ…。

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