いやこれは参りました…。
小原といえば、これまで誰もが納得のいくキャリアを積んできた。今回は敵地という悪条件で、24戦24勝21KO無敗のチャンピオンを相手に世界戦。これだけでも十分称賛に値します。色々な事情があったにせよ、男気を感じますよね。
さあ、試合を振り返ると…。
1R、両選手、無難な立ち上がり。やや硬さもあるものの、決して悪くはない距離で互いに正当派の攻防。小原は右を当てて、会場を一瞬わかせてみせた。
2R、チャンピオンがプレスを強める。ふとした攻防から、右左の大きいパンチをもらい、ロープからロープに追い込まれ、チャンピオンは一気に加速。小原は連打にさらされ、体を丸めたところに強烈なアッパーを被弾、まさかのリング外へ転落。立ち上がり、コーナーからリングにあがるも、再度、連打にさらされ、レフェリーは試合はストップ。妥当な判断。
あえて言うなら、小原は打たれた後の下がり方がまずかった。余裕を持ち過ぎたか…。一方、チャンピオン、ここはチャンスと一気に攻めてきた。このひとつの状況のとらえ方の違いが勝敗を分けた。あるいは小原は見た目以上に効いていたのか…。くしくも、小原本人が警戒したいと言っていた右ストレートとアッパーで仕留められてしまった。
バタバタとした感じで、小原の挑戦は終わってしまった。数発のクリーンヒットで、相手が下がるや否や、一気に試合を決めてしまうあたり、トロヤノフスキーは、パンチがあるだけではなく、決め所をも知っているのだろう。小原にとっては、悔いの残る形となってしまった。無念…。
試合は、BSフジで日本時間 13日24時から放送とのこと。

