亀海。
見事な勝利。
ソトカラスとのダイレクト・リマッチ。
戦前の予想。「前回同様、最後まで近距離での打ち合い揉み合いが続き、判定で善戦むなしく…。」と漠然と考えていたのは、私だけではないと思う。
ゲレーロ戦からついた亀海のイメージ。善戦してアメリカのファンを湧かせる。逆に言えば、誰とでもそこそこやるけど、今回もそこ止まりだろうと。
それだけに、亀海のTKO勝利には驚かされた。しかも、誰にも明白に分かる完全勝利だ。アメリカの友人からも、試合後に亀海を絶賛するメールが飛んできたほどだ。
まず、大きかったのは、1Rに強烈な左フックをレバーに決めて、相手の出鼻をくじいたこと。その後、手数よりキレのあるパンチを優先させ、かつ、冷静に上下に打ち分けたこと。相手の手負いの反撃に惑わされることなく、つかんだ流れを離さず、フィニッシュに持ち込んだ。
前回の試合と、ほんの少しの戦略の違いだが、それが勝敗を分けた。
忘れてはならないのは、今回の勝利は、何よりも、前回の試合で相手に与えた印象が効いてること。相手陣営は、このまま続けても、亀海の前進を止められないと、初戦を通じて身をもって知っていた。前回の亀海のしぶとい攻防が、心理的に作用し、最後に試合放棄という形で生きたのである。
教訓。どんな試合もおろそかにしてはいけない…。どこで誰が観てるか分からない。
さて、亀海の今後。ネットで各団体の最新ランキングをチェックしてみると…。スーパーウエルター級でWBC(9月) 28位。WBA、IBF、WBO(8月)では15位までに見当たらず。(WOWOW放送ではWBC 27位となっていたが8月データか。)
昨日の試合は反映されてないだろうが、すぐに世界という状況ではなさそう…。
ようやく結果を出した亀海。さあ、本田会長はどう動くのか。
みなさんは、どのように感じましたか
?