音や光が出たり人気キャラクターが印刷されたりして子どもの興味をひくライターの販売を来年９月２７日から禁止するとしている。点火レバーの固さなどを国内外の試験機関でテストし、合格したことを示す「ＰＳＣマーク」が付いていないと販売できないようにする。ただ、マークが付いていないライターの販売も来年９月２６日までは認める。
http://www.asahi.com/national/update/0916/TKY201009160391.html
ちょっと古いニュースだけど、これを見てある思い出が蘇ってきた。
俺が幼稚園児のある日曜日のこと。
その日も俺は早起きをして、一人居間でタミヤのRCカーグランプリ的な番組を見ていた
CMになって暇になった俺は、親が寝てるのをいいことに、机にあったライターを手に取った
ヤスリ状のドラムを回転させ、摩擦で火花を散らし発火させる一般的な100円ライターだったと思う。
回転させた後に、レバーを押さないと火がつかないのを知らなくて、
しばらく、やすり式のドラムをジッジと回していた
「おかしいな、なんでつかないんだ？」とずっとツイートしてた。
一瞬しか火花がでないから、本当に火が出がいるのかを確かめたくて、
ティッシュを片手に持ち、それをライターに向け、ドラムをジッジと回して本当に火がででいるか確認することにした。
次第にヤスリ状のドラムに親指が削られ痛くなってきた俺は、「くそー！」
と最後におもいきり回した。するとティッシュに火が燃え移った
焦って息で消そうとしたけど、余計に燃えて驚いて手を離してしまった
そこから絨毯に燃え移った。
とりあえず絶対に火に負けないものを上にのせなくては！と思い、
外に裸足で出て、「まずい、まずい！」とツイートしながら、大きめの石をとってきて上から乗せた
効いている気がして、何度も外と家を往復して石を乗せ続けた
ところが実際には、全く効いていなくて、石を持って家の中に入ってくる度に燃えている範囲が広くなっていた
幼稚園児ながら死ぬってこういうことか…と手にもった石をその場に落とし、本能寺の信長ばりに死ぬ覚悟を決めていた
諦めかけたその時、「大丈夫かい！」という声とともに、母が居間に飛び出してきた
後で聞くと、あまりの煙たさで目が覚め、曇りガラス越しに居間全体が赤くなっているのを見てダッシュしてきたらしい
母は、バケツに水を汲み、何度も火に目がけ掛け、俺は必死に石を置き続けた
母はずっと「石はいいから！」「石はいいから！」って言ってた気がする
4畳くらい燃えただけでなんとか全焼はまぬがれたけど、あの時はマジで焦りました。
