福岡マラソン2023完走記~これで来年は岡山マラソンに当選したら、遠慮なくあっちを走れる | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

 

私は福岡マラソン2023に出場しました。昨年に続いて2回目の出場です。昨年は終盤のアップダウンにやられ、後半思い切り失速

した苦い思い出がある大会です。

 

記録が出やすく、走りやすいと評判がよい岡山マラソンにも、今年私はエントリーしています。当選もしました。しかし、福岡

マラソンに借りを作ったままでは終われないと思い、福岡への出場を選び今日の大会に臨みました。

 

まず、福岡マラソンのコースの高低差を見ておきます。中間点の前に九州大学の構内を走る箇所があります。ここも結構な高低差

がありますが、まだ足が元気な時なので、さほど苦にはなりません。

 

 

問題は30キロ以降ののらん坂を初めとするアップダウンです。ここは海からの風もありますし、細かなアップダウンが何度も繰り返します。41キロ付近にもしつこく坂があるので、30キロ以降の走り方や気象条件でタイムは大きく左右されるコースです。

 

そして、35キロを過ぎると普通は足も心も疲れてくるので、余計に堪えます。昨年はこの辺りで風が非常に強く吹いたのも失速の原因だったと思います。

 

そして糸島市に設置されているフィニッシュゲートが本当に間近になるまで中々見えてきません。後数十メートルというところに

なって、ようやくあそこがゴールかと分かるのです。もう少し何とかならないものかと感じました。

 

今日の私のタイムはグロス3時間39分57秒(ネット3時間39分26秒)でした。昨年のタイムは3時間42分26秒(ネット3時間41分56秒)ですので、さほど大幅に記録を伸ばした訳ではありません。

 

それでも、最後まで一歩も歩かずにフィニッシュラインを超えた今日のレースは私にとって忘れられないものになりそうだと

感じています。

 

今日のレース、何としても気持ちよくレースを終えたい理由がありました。私は来週60歳、即ち還暦の誕生日を迎えます。

 

今日の大会をDNFで終えたり、途中で歩いてしまったりすると誕生日を気持ちよく迎える事が出来ないなと感じながらスタート

しました。

 

途中で苦しいなと感じる時も度々ありました。そんな時は「これはレースじゃなく練習なんだ」と思うようにしています。

 

タイムやラップを気にしすぎると結構心が削られます。しかし、練習だと思えば気持ちは随分楽になります。

 

先週出場した下関海響マラソンでかなりの痛手を負いました。そして、昨年の今頃に比べて練習量は幾分落ちており、昨年の自分

は中々手強いと感じていました。

 

先週の日曜日は季節外れの暑さになりましたし、アップダウンの厳しさも全然違います。それでも、先週の下関海響で受けた痛手

を拭い去るには十分な走りが出来たのはとても嬉しかったです。

 

今回の福岡マラソンは10回目の記念大会だったようです。昨年は完走メダルがなく、不評だったと思います。しかし、今年は

フィニッシャーズタオルだけでなく、完走メダルも準備されていました。

 

飾ったりするわけではないけども、やはり完走メダルがあるかないかで気持ちは随分違います。

 

福岡マラソンから逃げたのではなく、きちんと完走したから岡山に出場するという理由が出来たので、来年岡山に当選したら、あっちに行けます笑。

 

完走後は事前に予約が必要な高速バスで天神の市役所前に着きました。ラーメンでも食べようと思い、天神の「博多らーめん ShinShin 天神本店」に歩いて行ってみました。すると、もう午後1時半頃だというのに、1時間待ちの行列が出来ていました。

 

フルマラソンを走り終えた後に、1時間待つ気にはなれなかったです。仕方なくコンビニで適当なものを購入して食べています。

別なお店をチョイスすべきだったなと非常に後悔しています。

 

今日に限らずフルマラソン後の昼食って中々思う通りにいかないものだと改めて感じた今夜の私です。