第10回Mine秋吉台ジオパークマラソン、ハーフの部完走記~コースベスト更新まで後2秒 | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

 

私は山口県美祢市にある秋吉台で“第10回秋吉台ジオパークマラソン、ハーフの部”に出場しました。

 

今日は全国的に季節外れの陽気になり、気温もGW並みに上がった地域も多かったようです。山口県美祢市もご多分に漏れず、気温は

高くなっています。

 

又、この大会が行われる日にこんな絶好のレース日和になる事は珍しいのですが、観光に訪れた人達にとっては丁度いい天候になったと思います。

 

しかし、走るにはちょっと気温が高すぎて、ただでさえタフなこの大会のしんどさは1.5倍増しぐらいにはなったと思います。

 

私の記録は1時間40分52秒でした。2015年に初めてこの大会に出場した時に出した記録が1時間40分51秒で、この大会でのコースベスト

となっていましたので、後2秒速くゴールすれば4年前の自分を超える事が出来たかと思うとちょっと悔しいです。

 

手元のGarmin 735XTJの計測によれば、21.01キロを1時間40分53秒かけて走り、1090カロリーを消費しています。高度上昇は373mでした。

 

平均ペースはキロ4:48分、平均心拍数154bpm、最高心拍数170bpm、最速ラップはキロ4:17分(6キロ)、最遅ラップはキロ5:55分(14キロ)

でした。

 

正直、前半の下り坂で後先考えずに飛ばしたつけを後半の下り坂で払う典型的なポジティブスプリットを刻んだレースでした。

 

後半の坂では何度かもう足が止まってしまうのではと考える事が何度かありました。今日のタイムがそこそこのものに収まったのは

しんどい局面でも決して歩かなかったからだと思っています。

 

そして、ラスト4キロぐらいでキツい坂はほぼ終わり、スパートらしきものをかける事が出来た事も大きかったです。

 

この大会での1時間40分台は他の大会での1時間35分内外のタイムに相当すると思っています。そして、1週間前の東京マラソンでの

疲労が残っている中で、最後まで気持ちを切らさなかった事は今後の自信になると思います。

 

2015年3月はまだ私が大怪我をして入院する前です。4年前の記録に迫っています。しかし、この年の東京マラソンでの私の記録は

3時間23分台だったので、驚くような事ではないのかもしれません。

 

帰りの車の中でびわ湖毎日マラソンの模様を見ながら帰りましたが、びわ湖は午後12時スタートなので、気温が高くなった影響をもろに

受けています。

 

しかし、優勝したケニアの選手は初マラソンにも関わらず2時間8分を切る好タイムで優勝しています。

 

日本人選手としては、こちらも初マラソンの中村匠吾選手が驚異的な粘りを見せ、2時間11分を切るタイムでフィニッシュし、MGCへの

出場権を獲得しています。

 

しかし、瀬古俊彦マラソン強化プロジェクトリーダーは、中村選手の粘りについては評価したものの、レース全般については「地力がない」

とバッサリ切り捨てたようです。

 

大迫選手、設楽悠太選手が素晴らしい記録を残しているだけに今回期待していた選手達が期待外れの結果に終わった事が残念でした。

 

瀬古さんも言ってましたが、暑かったとは言え、それは外国人選手達にとっても同じ事です。厳しいコンディションの中でも結果を残せる

選手が出て来て欲しいと私も思います。

 

恐らく今回がラスト秋吉台になると思いますが、その大会でコースベストに迫る走りが出来た事は、いい思い出になりそうだと思う今夜の

私です。