第20回ピクニックラン桜江、マラソン21キロの部完走記~2時間を切るためには絶対歩いてはいけない | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

 

私は島根県江津市桜江町で開催された“第20回ピクニックラン桜江”、マラソン21キロの部に

出場しました。

 

結果は2時間07分53秒かかり、何とか完走を果たす事が出来ました。

 

7月はここまで3連敗を喫していました。又、先週アクアスロンくらはしに出場する前に傷めた

右太腿の状態も完全に治っているとは言えず、不安を抱えてのスタートでした。

 

手元のGarmin735XTJでの計測では20.9キロを2時間07分55秒かけて走り、1451カロリーを

消費しています。平均ペースはキロ6:07分でした。

 

平均心拍数は147bpm、最高心拍数164bpmで、獲得標高は733mでした。僅か21キロの間に

これだけ標高差がある大会は中々ないとおもいます。 

 

過去にみかた残酷マラソンに出場した事がある人が、みかた残酷は24キロあるけど、ピクニックラン桜江は決してみかた残酷に負けていないと語っていました。

 

さて、私は昨日江津市に最近できたスパーホテルロハスに宿泊しています。ホテルはチェーン店なので、過去に宿泊したスーパーホテルと変わりありませんでした。

 

私はマラソン大会などで遠征する際には食べログでその土地で何を食べるか決めます。

 

今回は江津市に目ぼしい店が見付からなかったので、昨日の夕食も今日の昼食も浜田市で

食しています。

 

今朝は受け付け会場となる桜江B&G海洋センターに6時45分頃に到着しています。受付開始が7時なので、少し早すぎるかと思いましたが、既にかなりの数の車が集結していました。

 

受付会場、スタート地点、ゴール地点の全てが異なる大会なので、運営はさぞや大変だろうな

と感じています。

 

尚、ゴール地点が風の国という温泉を有する施設なので、荷物を預かってもらえるのか気になっていました。事前に大会事務局に電話して確認すればよかったと後悔しています。

 

結局、受付の際にもらう封筒の中に荷物預け用のビニール袋が入っており、これに着替えなどを入れて受付会場ないしはスタート地点のどちらでも預ける事が可能です。

 

更には、別に支給されるビニール袋でなくても、自分の持っているバッグにゼッケンナンバーを

記入した荷札を付ければ預かってもらえる事も分かりました。

 

何度も出場している人は手慣れたもので、大きめのバッグを持って、スタート会場に行き、競技開始が近くなると着替えを済ませて、荷物を預けていました。

 

尚、ゼッケンナンバーには出場回数が星の数で記されています。私は1回目なので、小さな星が一つです。

 

10回目の出場になる人は大きな星が一つ、20回目即ち皆勤賞の方は大きな星が二つ記されていました。

 

バスでスタート地点である水の国に到着したのが7時半頃でした。スタートは9時半なので、2時間、ここで時間を潰す事になります。ちょっと時間を持て余しています。

 

幸いカンカン照りではなかったのでよかったけれども、日差しが強ければ、スタートする前に

そこそこ体力を消耗していた気がします。

 

水の国は完璧にバブル時代の遺産のような建造物としか言いようがありません。

 

尚、今回からコースの変更が行われています。これまでスタートしてしばらく大きな国道を走っていたようなのですが、交通量が多く、事故の危険も少なくない事が理由でした。

 

大きな国道から一本脇に入った車幅が狭く、交通量の少ない道路がコースとなっています。

 

このコースはアップダウンがそこそこあり、今日の桜江町の天候が曇りで湿度が高かったため、結構蒸した気がします。

 

序盤でかなり体力を消耗してしまった気がします。エイドでは水分補給は勿論の事、水を顔や頭、体にかけています。

 

エイドは9カ所あります。私はサロモンのハンドフラスクも持って走りましたが、ジェルや塩熱

サプリなどを持っていたら十分だったかなと感じています。

 

尚、ラスト近くのエイドとフィニッシュ地点でスイカが振る舞われます。このスイカは島根県産

ではなく、鳥取県から仕入れているものだそうです。

 

スタート前に14キロから始まる7キロが地獄だと聞いていました。下りが1キロ含まれていますので、正確には6キロが地獄です。

 

全く走る事が出来ない訳ではないけれども、そこそこの坂です。しかも延々とその坂が続くと

なると、ちょっと心が折れたら簡単に歩いてしまいます。

 

ゴールまで後2キロという表示を見た時に、ようやく完走を確信していますが、この時点でも力強く走る選手の数は少なく、歩く選手の数が目立ちます。

 

風の国に入って、フィニッシュゲートに至るまでも上り坂なので、ここも歩いている選手が少なくありませんでした。

 

これもスタートする前に御年60歳のランナーに教えて頂いたのですが、その人は59歳で出場

した昨年の大会で初めて2時間を切る事が出来たそうです。

 

2時間を切るコツは坂道で絶対歩かない事だと思うと語っていたのが印象的でした。

 

私もエイド9カ所には全部寄っていますし、今日みたいな気象条件ではエイドでの滞在時間も長くなってしまいます。トイレにも1回行きました。

 

右太腿裏の痛みが再発してはいけないと心がブレーキをかけてしまい、そこそこの距離を歩く事になってしまったのが悔しいです。

 

恐らく、この大会での2時間切りが、普通のハーフマラソンでの100分切りに相当するのではと

感じています。

 

ランネットで検索していたらたまたま見付けて、何となく出場する事になったピクニックランですが、これは来年も出場しないわけにはいかないと思う今夜の私です。