第24回比婆山国際スカイラン、18.5キロコース出走記~レースに挑む気持ちが結果を左右した | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

 

私は広島県庄原市西城町で開催された“第24回比婆山国際スカイラン”のAコース(18.5キロコース)に出場しました。

 

結果は残念ながら、11.6キロ地点の立烏帽子駐車場関門を2時間半以内に超える事が出来ず、失格となっています。

 

後9分早ければ正規のコースを走れたようですが、9分は結構大きいです。完敗と言わざるを

得ません。

 

唯一の収穫は、そこで収容バスなどに乗せられず、残る一つの山(竜王山)をショートカットし、ゴール手前までの4キロ走らせてもらえた事です。

 

このお陰でフィニッシュ地点の手前までは行く事が出来ました。有名なフィニッシュ地点に至る激坂を体験できたのは幸いでした。

 

私は昨夜庄原市内にあるビジネスホテルに宿泊しています。比婆山国際スカイランの受付会場となる広島県民の森まで、45分程で到着しています。

 

受付を済ませた後、体育館で過ごす準備をしていくと、車の中で過ごすよりも確実にゆったり

過ごせそうだなと感じました。

 

私は約2週間前に橘湾岸スーパーマラニック、173キロの部変じて127キロの部に出場しています。そして、その後練習でそこそこ走ったりもしています。

 

レースもしんどいかもしれませんが、それ以上に比婆山スカイランの会場まで車で往復するのが嫌だなと感じていました。ちなみに片道3時間半弱掛かります。

 

橘湾岸の距離が173キロで行われていたら、今日の比婆山は間違いなくDNSにしていた気が

します。

 

今日、関門に引っ掛かってしまいましたが、別段体調が悪かったり、レースの途中にどこかを

故障したりした訳ではありません。

 

単純にAコースはたかだか18.5キロしかないのだから、4時間もあれば何とかなるだろうと高を括っていた事が最大の敗因だと思っています。

 

実際、走り始めてみると、比婆山スカイランのコースは中々えげつないもので、容赦なく体力や気力を奪っていきます。

 

又、Bコース(9キロ)に出場していた選手達はAコースのスタートから30分遅れてスタートしますが、凄まじいスピードで坂を登り下りしていました。

 

尚、この大会今時にしては珍しくトレッキングポールの使用はOKとの事です。開会式でそれを

知ったので、どうしようもありませんが、激坂が多いので、あれば助かると思います。

 

ただし、ポールの先にクッションが付いてないとダメです。多くの選手はまさかトレッキングポールの使用がOKだとは思わなかったせいか、使っている人は見かけませんでした。

 

不思議なもので、関門で失格を宣言され、ゼッケンを返却し、ショートカットコースに入るともう

後4キロしかないのだから、頑張って走れるところは走ろうと思い、結構走りました。

 

私は怪我をする前からトレランは苦手でした。登りは人並みに登れますが、下りのスピードが

遅くて、いつも結構な数の選手に抜かれています。

 

しかし、過去に関門制限に引っ掛かったものは道志村トレイルレースや奥久慈トレイルレースと

言ったかなりハイレベルなレースで、大抵の大会は制限時間内に完走しています。

 

今日、完走出来なかった主たる原因は比婆山スカイランを甘く見ていた事、そして気持ちがしっかり乗らないままに出場した事にあると感じています。

 

来年のGWは萩往還250キロの部か橘湾岸スーパーマラニック、173キロの部に出場する予定だけど、比婆山スカイランにも出場し、リベンジしなけりゃ仕方ないなと思う今夜の私です。