タイガーマスク運動をブームに終わらせるな! | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

「タイガーマスク運動」がとうとう47都道府県を制覇した!日本もまだまだ捨てたもんじゃないわ!

タイガーマスク運動の広がり


さて、ここで考えたいのだが、「タイガーマスク運動」でなくても実名で児童福祉施設などに定期的に寄付している方も
いますし、施設側のニーズと贈り手側の思いが違うとせっかくの善意が無駄になってしまう可能性もあるかもしれません。

「せっかく貰ったけど、これ同じもの持ってるんだよな」とか「この前買い換えたばっかりなんだよね」とかは贈り物を
貰った時に私たちも感じてしまう事、時にありますよね。

どうせ、贈るなら、相手に喜んで頂いて、有効に活用して頂くのが一番でしょう。

政府なり自治体なりで「タイガーマスク運動」を支援してはどうかと思っています。今回の運動は予想外の広がりを
みせていますし、ニュースで感動して、自分も何かしたいけど「誰かに背中を押して欲しい」と思っている人はまだまだ
沢山いると思います。民主党の子供手当てなどより、こちらの運動を支援した方がいいように感じます。

「タイガーマスク運動」の『窓口』を都道府県毎に設置してはどうでしょうか?フリーダイヤルなどの電話相談窓口を設けて、地域のニーズを調べて、「今この地域では、こんな物が不足している。私達の住んでいる地域の子供達も現状はこうなってます。だから、贈り物をされるのなら、こんな物が喜ばれます」という事を具体的に教えてくれると非常にあり難いと感じてます。

私も伊達直人になりたいと思っていますが、出来れば実名できちんとした窓口に持っていきたいです。虎のマスク
被って行きたい気持ちは勿論ありますw。

せっかく、「無縁社会」とか「格差社会」とか有難くないネーミングばっかりだった日本に明るく、前向きな機運が高まっていますので、これをブームに終わらせないための方策を考えるべきでしょう。