ヘンゾさんの思い出 その2 | 死して屍拾う者なし

死して屍拾う者なし

利いたふうな口をきくな~~~!!

ニューヨークの続き。

W氏の下調べしてもらった次の日、満を持して俺の登場である。
なにが満を持してだか全然わからんが…

研修で夕食をとった後、そこから歩いてヘンゾさんの道場へ。

道中のドキドキは半端ない。
今日はいるかな。いたらどうしよう。何話そう。
道場破りだと思われたらどうしよう、とか考える。

そしてヘンゾさんの道場のビルに着いて
エレベーターで5階か6階へ。
到着。エレベーターの前はいきなり道場だ。

エレベーターが開くとそこには


あ、ヘンゾさんがエレベーターの目の前にいる!!!

エレベーターが開いてどうしていいかわからない俺らに
「日本から来たのかい?」と満面の笑みで
話しかけてくれたヘンゾさん。
「y,yes」と答えると握手を求めてくる。
やさしいニコニコ

まさに「ヘンゾの兄貴」といった感じだグッド!
(俺のほうが年上だけどね)


死して屍拾う者なし


思ったよりかなり小柄で俺やW氏の方が重そうだ。
こんな体で100キロの選手を開いてに戦ってきたのか
と思うと凄すぎる。

「仕事かい?」「いつ来たんだ?」とかいろいろ話す。

「名前は?」と聞かれたので「masa」と答えたら
「oh, masa!ここにもmasaがいるよ」と。
何のことかと思ったら日本から修行に来ているmasaと言う人がいた。
ヘンゾさんの道場で同名の日本人と会えるなんて感激。

「腕は大丈夫」と聞いたら
「全然問題ないよ」とぐるぐる動かしてくれた。よかった。

俺「ハイアンはいないの」
へ「先週までいたけどブラジルへ帰ったよ」
とのこと、残念。

俺「Tシャツとか売ってないの」
ヘ「今はないけど明日も来れるなら持ってくるよ」
俺「明日来ます!!」

ということで次の日も出向くことになり
握手をして別れた。

そしてW氏と共に興奮状態のまま帰路についたアップ

つづく。