蜂の巣をつついたような騒ぎ 格闘技編 | 死して屍拾う者なし

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利いたふうな口をきくな~~~!!

年末のDYNAMITEの自演乙VS青木は久々に会場が爆発的に湧き上がった。

しかーし、過去にはその盛り上がりが足元にも及ばないような『ドームの天井が吹っ飛ぶ』くらいの盛り上がりがあった。

ちょっと思い出して見た。
古い順ね。

●1999年11月21日 有明コロシアム 『PRIDE.8』  桜庭和志VSホイラー・グレーシー
今思えば桜庭選手が勝って当然の試合だが当時は「グレイシー不敗神話」があり試合前から大盛り上がり。
時間切れ寸前に桜庭選手のアームロックが極まりかけたときはすごかった。
殆どの人が大声で叫んでいるんだよ。いやー、熱かったなあ。
試合後ヒクソンに向かって「次はお兄さん、僕と勝負したください」と言ったときアベアニさんがドキッとした、という話はない。


●2000年5月1日東京ドーム 『PRIDE GP 2000 決勝戦』 桜庭和志VSホイス・グレイシー
試合開始から調子のよかったホイスが徐々に削られてきていた。
そして6R終了後のインターバル中、ホリオンが白いタオルをリングに投げた!
その瞬間のドームに響き渡る大歓声、轟音!
いやー今思い出して震えます。


●2001年12月31日さいたまスーパーアリーナ 『INOKI BOM-BA-YE 2001』 安田忠夫VSジェロム・レ・バンナ
永田選手の秒殺負けに沈む猪木軍ファン。そして安田がバンナに勝てるわけがないというあきらめが漂う会場。
しかし安田奇跡のギロチンで勝利。
「まさかっ?!」という驚きもあり会場大爆発。
安田選手、男を上げた瞬間でした。


●2003年11月9日東京ドーム『PRIDE GP 2003 決勝戦』 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラVSミルコ・クロコップ
ノゲイラ完全に劣勢の中、大逆転の腕十字!!!
大興奮の観客、そして観客以上に興奮してシャツを脱ぎ捨て上半身裸でノゲイラに抱きつくスペーヒー師匠。
何もかも熱いPRIDEでした。
ノゲイラは2002年8月28日のサップ戦でも国立競技場を興奮の坩堝にしましまね。
名勝負製造機です。


この『蜂の巣をつついたような騒ぎ』に身を置きたくて会場に行くんだなあ。


プロレス編へつづく