先週、ブルックリンのBAMでロイヤル・シェイクスピア・カムパニーのヘンリー４世パートＩとIIを観た。
演出はRSCの芸術監督グレゴリー・ドーラン。
フォルスタッフはアントニー・シャー、彼のマクベスや冬物語のレオンティーズも素晴らしかったが、このフォルスタッフは絶品。ヘンリー４世のジャスパー・ブリットンも今までに観た中で最高のヘンリー４世、鋭い武人だったボーリンブルックの片鱗を見せて見事に演じている。ハル王子のアレックス・ハッスルはルックスや演技はチャーミングなヘンリー５世にぴったりだが、残念ながら声が通らない。テレヴィや映画なら良いだろうけれど、これからも舞台を続けるのなら発声法を学び直すべき。
フォルスタッフのアントニー・シャーとハル王子のアレックス・ハッスル。
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