真昼の夕焼け~杉田劇場~ ②


9月28日
これまで、小学生、中学生に向けて公演をしておりましたが、一般公開を致しました。
戦争体験をされている方はもうかなり少なくなり、会場でもほとんどの方は戦争を知らない方々です。

朗読劇は観客の頭の中がスクリーンになります。
私たちの朗読と音楽はどんなふうに皆様には映し出されたのでしょうか。

トークショーでは、作家の筧先生の奥様 慶珊寺のご住職、中村館長から色々お話も伺え
継続していくことの意味をあらためて噛みしめました。

これからも機会があればたくさんの方に観て頂けるよう続けていきたいと思っています。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

そしてこの日、新事実発覚!
この真昼の夕焼けは、作家の筧慎ニさんが15歳の時の横浜大空襲の実話ですが、その体験を
文章にして、100冊の本にし、100人の人に手作りの本を送られたそうです。
その1冊が私のもとに届いたことがきっかけとなり、今日に繋がっています。
 

 

 



【真昼の夕焼け】

「真昼の夕焼け」は、1945(昭和20)年5月29日の横浜大空襲を題材に、
主人公の15歳の少年の物語を描く。横浜ゆかりの詩人横浜大空襲を体験
した詩人・筧慎二さん(1930~2008)の短編小説を元に、横浜夢座が
朗読劇にした。 (横浜経済新聞記事より)

原作:筧槙二

企画:五大路子

演出:高橋和久

音楽:栗木健

出演:五大路子 高橋和久 高井清史 大和田悠太 伊藤はるか 端本宇良