第3回 昭和の100円、今はいくら?

「昔は、100円あれば結構買えたよ」

この言葉、
感覚的には分かるけれど、
実際どれくらい違うのでしょうか。

 

今回は、
**昭和・平成・令和の“身近な価格”**を並べてみます。

※地域差はありますが、
「だいたいこのくらい」という目安です。


■ 昭和の100円で、買えたもの(例)

昭和40〜50年代ごろ。

  • ジュース …… 40〜50円

  • 駄菓子 …… 10円〜30円

  • うどん・そば …… 80〜120円

  • 銭湯 …… 30〜40円

👉 100円あれば、飲み物+おやつ
👉 子どもにとっては「十分すぎる金額」

 

100円玉は、
今よりずっと“重たいお金”でした。


■ 平成の100円は「ちょうどいいお金」

平成に入ると、

  • ジュース(自販機) …… 100〜120円

  • ハンバーガー …… 80〜100円

  • 100円ショップの商品 …… 100円

「100円=安くて便利」
という感覚が、
この時代に定着しました。

 

👉 生活の中で使いやすい金額
👉 “節約”の象徴のような存在


■ 令和の100円は、どうでしょうか

今の感覚では――

  • ジュース …… 150〜180円

  • 菓子パン …… 130〜160円

  • ラーメン …… 700〜900円

  • スーパーの100円商品 → 内容量が減少

そして現実は、

👉 「100円(税込110円)」で買えるものが減った
👉 以前100円だったものが、150円・200円に

 

100円は、
「何かが“少しだけ”買えるお金」
に変わってきています。


■ 昭和の100円は、今いくらくらい?

よく言われる目安では、

👉 昭和の100円 ≒ 今の300〜400円程度

と言われることもあります。

 

だから、

「昔は100円でラーメンが食べられた」

という話も、
今の感覚で言えば
「ワンコイン以上」の話だった、ということです。


■ 感覚がズレるのは、当然

昭和・平成・令和では、

  • 100円の価値

  • お金の使い道

  • 「高い・安い」の基準

が、まったく違います。

 

だから世代間で、

「今は高すぎる」
「昔はもっと大変だった」

という話がかみ合わない。

 

👉 どちらも、その時代では正しい
それだけのことです。


■ 大切なのは「今の100円」をどう使うか

昭和の100円には戻れません。

でも、

  • 今の100円の価値を知る

  • 何に使っているか意識する

  • 当たり前の支出を見直す

ことは、今からでもできます。


次回は、
「値上げだけでは説明できない“生活が苦しい感覚”」
について掘り下げます。