妻が膀胱がんのステージ4と診断されました。
将来2人で穏やかに過ごす為に、
仕事を変え。
妻の負担を減らす為に、
バリアフリーの新築を計画。
2022年、
6回目の不妊治療の末、我が子を授かりました。
自分でもパパになれたんだ…と実感が湧き始めた頃、
新居完成まであと3ヶ月、
安定期を迎えた頃の検診で、
進行型の膀胱がんが発覚。
ステージ3でした。
どうして…?
2年間も泌尿器科へ通っていたのに…。
毎回尿検査だってしていたのに、
妻はどうなる…?
子供はどうなる…?
何が何だか分からなくて、
どれだけ泣き叫んでも、やっぱり現実で…。
そんな中、先生達は、
「どちらも助けたいです」
と仰って下さり、
私達は信じて治療を始めました。
2022年11月に帝王切開にて出産。
早産での息子は心臓に病気を抱え、
NICUから出ることはありませんでした。
何度も手術を行い、意識朦朧の息子。
1度だけ目を開けて、
自分の方を見てくれたことがありました。
初めてパパとして息子を見る。
何があってもこの子を幸せにしてあげると。
パパって分かってくれてたんだと、
そう思いたい。
同じく11月、妻も膀胱摘出手術。
術後の苦しみに耐えながら、
2人で息子を応援し、見守りました。
しかし、妻とともに病気と戦った息子は、
生まれて1ヶ月後、
先に旅立ってしまいました…。
悲しみに暮れる余裕すらなく、
私は、妻の術後のケアに全力を注ぎました。
息子を失った悲しみで再発したらどうしよう。
妻が知らないところでは、
息子のことを思い出して泣き、
妻の前では妻を支えることに徹しました。
2023年1月、オプジーボという免疫治療開始。
しかし、3ヶ月後、
再発。
私は1人、
主治医からステージ4と宣告されました。
妻には全てを伝えず、
前向きに治療を続けてもらうと、
心に決めたものの、
妻の前で大号泣してしまい、
大変心配させてしまったりしました…。
それでも絶対に直してやると、
4月からパドセブという、
新しい抗がん剤治療をしながら、
色んな情報を得る為に動きましたが。
腫瘍は止まらず大きくなり、
そんな今日、妻は、
自分の病気の重さを知りました。
泣いている妻に、
コロナの影響で僅かしか傍にいられず、
置いて帰ることしか出来ず…。
何て酷なことなんだろう…。
苦しい辛い思いをさせたくない…。
妻には怖い思いをさせないで欲しい。
これ以上妻を虐めないで欲しい。
何もしてあげられない…。
1週間で2日間、面会時間15分。
どうやったら、
妻の不安や悲しみを、
和らげてあげられるのだろう…。
どう過ごさせてあげれば、
妻は安心出来るのだろう…。
時間が無い。
余裕もない。
判断が付かない…。
でも、妻の為にも前を向き続けるしかない。
いつも笑いながら声を掛けてあげる。
心配を掛けない。
そう、心に誓うしかない。
がん治療を始めた頃から、ブログを書こうかずっと迷っていました。
書いてしまうと、思っていることが現実になってしまう気がしたから。
でも、現実となってしまいました。
目が覚めると1人の寝室に、
現実が突きつけられます。
まだ戦う為に、日々押し潰されない為に、
自分自身の心の吐き出し場所として、
これから綴っていこうかと思います。
まだ諦めず、奇跡を起こす為に。


