お通夜に葬儀社に頼んだのが、浄土宗のお坊さんでした。
義父母の勘違いで、実は夫の実家は浄土真宗だったみたいなのですが時すでに遅しで、そのまま式を執り行いました。
そのくらい、ほぼ宗教には関心がない義実家なのに、何故か位牌にはえらくこだわっていて、「浄土真宗は御位牌を作る考えはないみたいですよ?」と言うと、「仏壇には位牌がないと意味がないんだ!」と怒られました
なので、仏壇屋さんで本位牌を購入して、葬儀で頂いた戒名+義父母が何文字か付け足し(!)てきた戒名を入れて、仏壇に置いてあります。
位牌を作る宗派の場合、白木の位牌→お寺で本位牌に魂を移す→白木位牌をお寺に返す、となりますが、そもそも宗派が違いますし
浄土真宗には位牌を作る考えがないので、白木の位牌をどうしたものか?と、とりあえずずっと手元においておりました。
考えた末、自分でお焚き上げすることにしました
夫は、キャンプが好きで、特に焚き火か好きだったから。愛用の焚き火台で焚き上げたら、夫の魂も癒されるかな、って。
キャンプ用品をしまってある物置。
亡くなって初めて開けてみました。
置いてあるもの、置き方…夫がしまったそのまま。扉を開けたとたん、夫が溢れ出てきた感じで
子供たちと協力して焚き火台を出して、炭をセッティングして、苦労の末、やっと炭に着火して。
白木の位牌を空に還すことができました。
その後、庭でバーベキュー。
天気が良くて、爽やかで気持ちの良い日。
夫が大好きだった家族での庭バーベキュー。
何で夫は居ないのかな。
もっと、こういう時間を過ごしたかったよね。