2016/12/28~30 佐田岬アジング | 水色深山~ルアー釣りをはじめてみよう~

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主に海のルアー釣りの釣行記とルアー釣りの魅力、自分なりのスタイルやこれから始める方に向けて、発信していこうと思います。

たまにルアー釣り以外やその他のことも書きます。

2016/12/28~30 佐田岬アジング

 

日時:2016年12月
28日(水) 15:00~23:00    天気:曇り晴
29日(木) 15:00~20:00    天気:雨のち曇り
30日(金) 5:00~8:00        天気:曇り晴
潮:大潮
風:爆風(28日の夜だけ強風)
温度:5~15度ぐらい
場所:佐田岬各港

 

 佐田岬で遠征アジングしてきましたよ。
 今年の2月に行った時に、「12月ならアジングでもギガクラスを獲れる」と聞いていたので、3ヶ月前から予約取って準備しておりました。
 旅割使うと年末でもかなり安いんですよねー。変更できないのがネックですが。
 
 初日は松山から八幡浜に入り、菊池釣具店で状況を聞きました。


 「アジングでも釣れている」とのことで、状況は悪くないそうです。

 

 年末でいつもより混んでいることが予想されるため、早めにギガアジポイントに入りました。
 やはり去年来た時より人が多いです。まぁ、それでも外房と比べればいないに等しいぐらいの人数ですが。
 
 んで、風がかなり強いです。なんかもう暴風です。ヤヴァイです。


 横風になるポイントでは釣りにならないので、向かい風の位置に陣取ります。

 明るいうちはゼンゴしかいないので、ジグ単でゼンゴと戯れます。

 

 ゼンゴは25cm以下ぐらいの小アジのことです。
 佐田岬だと25cmでも小アジに部類されるので他の地域と感覚が違います。
 あと、瀬戸内側の青アジをセグロ、宇和海側の黄アジをヒラアジと言ったりします。

 

 マズメまでの時間は爆風でアタリもクソもないような状況でしたが、数が多いので普通に釣れます。ゼンゴばっかり20ぐらいかな?

 

 17時ごろ、少し風が弱くなり、タイミング的にも大アジの時合が来そうだったので、遠投用のタックルに切り替えます。

 

 ただでさえ強風でやりにくいのに、遠投するのでさらにやりにくくなります。なので、少し重めのキャロをつけて投げました。

 それでも、風が弱まった時だけラインにテンションがかかりアタリがわかるという具合です。
 
 黄昏時に入る頃、カゴ釣りの方に大アジがかかりはじめ、周囲の釣人全員が本気モードに入ります。

 

 自分もかなり集中してボトム付近を探ります。

 

 エサの人に釣れ始めてから10分ぐらいでしょうか、ボトムの微妙なアタリに合わせたところ、ゼンゴとは明らかに違う凄まじい引き!

 

 

 大アジヒットです!

 

 しかし、一瞬で抜けてしましました。


 ドラグが緩過ぎたようです。

 

 あきらめずに続けて誘っていると、

 

 

 さらにもう1回ヒット!

 

 が、止められません。ドラグ締めながら寄せようとしますが、全然寄らない。むしろ最初より離されてます。どんだけデカイんだって話ですが、これ以上走られると隣とお祭りするという位置まで行ってしまいました。しょうがないので、ダメ元でゴリ巻きしようとドラグを締めたところ...。

 

 

スッとテンションがなくなり、お帰りになってしまいました。

 

回収して確認したところフックが折れておりました。

 

ぬぬぬぬぬぬ、大アジ恐るべし、恐るべきパワー。


新潟の37cmは普通にファイトできましたが、今回のは遥かにそれを凌ぐパワーでした。一体何cmだったのか。

 

 時合はまだ続いていたので、フックを2番上げ、スイベルや結びも強化してさらに攻めます。

 

 

 すると、何匹かゼンゴを釣ったあと、ボトム付近で強烈なヒット!

 

 これも大アジです。ゼンゴとは比にならないパワーです。


 今度は寄せられます。バラしたやつよりかは明らかに小さいです。

 

 ドラグを使いながら寄せて、無事ランディング。

 

 

 ギガアジは確実でしたが、その場で適当に測ってみたところ42cm、あとで真っ直ぐにした別の写真みたら44cmありました。

 


 44cmでもこれなのだから、1匹目は一体何cmだったのか、惜しいことをしました。

 

 その後、マズメ終了間際に同行者にもヒットしますが、結局上げられず。


 アジンガーはたくさんいましたが、結局その場ではギガアジは自分が獲った1本だけでした。エサの人は釣場全体で合計10本ぐらい出てましたね。

 

 夕マズメの後は、同行者にもギガアジ釣ってもらうべく、常夜灯パターンでギガアジが出るポイントを攻めました。

 

 が、上げ7分から満潮でも回遊なし。仕方ないので、下げ潮は数釣りに走ることにしました。15分ほど走って、ポイントに車を横付けします。
 
 ポイントは自分が知る限り日本一アジの魚影が濃い某ポイントです。


 そこは例えるなら

 アジ風呂、アジ天国、水面一面全てアジ!
 圧倒的!圧倒的アジ!とどのつまりアジ!

 そんな感じです。

 

 風が強めだったので、やりにくかったですが、翌日もあるので23時で切り上げるまでずっと時合という感じで、釣果はこんな具合です。下げ潮、3時間程度でこれです。

 


 メッキや大型のカサゴ、メバルも混じり、飽きがこない釣りでした。

 凪の日に朝までやりゃ確実に200越えますね。ゼンゴばっかりですし、激しく眠くなると思いますが。

 

 翌日は天気も悪く、さらに暴風ということだったので、朝マズメはパスし、夕マズメからギガアジポイントに入りました。 

 が、もう昨日以上の暴風。釣りするのが怖いレベルの暴風です。


 遠投で狙いますが、前日は風が止んだ瞬間はアタリが取れたのに対し、この日は一切止まないので、全くアタリが取れません。


 仕方ないので連続でシャックリ、たまたま合わせられたらラッキー戦法でやりました。

 

 

 すると、17時の時合が来る前に、同行者にヒット!

 

 

 そしてそのままランディング、ぎりぎりギガアジ級のギガアジです。

 

 

 

 その直後に自分にもヒット!

 

 しますが...直前にゼンゴを釣った時のままのドラグ設定だったので、緩すぎて走られ、慌てて締めたら耐えられずブチン...。

 

 その後はゼンゴばかりで、大アジはかからず、上潮いっぱいまで常夜灯パターンでランガンしました。しかし、風が西風気味だったので、宇和海側も風が強くて、全然面白くないので撤収しました。
 
 最終日の朝マズメも暴風は収まらず、また、大アジの回遊も少なくて、エサの人が3本ぐらい上げてお終いでした。

 

 2日目と3日目が暴風で、まともに釣りができたのは1日目だけでしたが、目的達成できましたし、同行者にもギガアジが出たので、遠征成功かなと思います。


 アウェイの場所で、限られた時間の中で、持てる情報を駆使して魚を釣るのって結構大変なんですよ。

 

 普段外房でアジングしてると、アジングの解説書に書いてある内容って全然理解できませんが、佐田岬に来ると、「ああ、まさにそのとおりだな」と思うことが多々あります。
 
 佐田岬は型も出ますし、数も信じられないぐらいいます。エギングやショアジギングもできます。
 地元の方や漁師の方も釣り人に対してフレンドリーです。
 関東周辺に比べると、港がとても綺麗です。
 料理も美味しいです。
 
 アジングされている方なら一度は行ってみることをオススメします。