「企業バカー著:渡辺仁」
を、読んでみた。
話題だし、内容的に惹かれるモノが大いにあったから。
そしたらコレが面白い!!
痛快とはこのことだ、といいたくなるような面白さがある。
特に著者の自虐的とも言えるよーな内容の部分は非常に面白い。
思わず含み笑い。
ちょうど企業バカ2も出てるので、こちらは只今読みかけデス。
最近、『成功本』とでも言おうか?
成功するためにはウンチャラカンチャラ、
イイ男をGETするためにはドーチャラコーチャラ。
そーゆー趣旨の本は沢山見かける。
やや天の邪鬼気質なトコロがある私としては、
どうも成功本を素直に購入する気はしなくて、
つい穿ってかかりがちなんだけど、
その対極にあるよーなこの本にはヤラれたね。
1の方はもちろん古本で購入なんだけど、
2の方は定価でお買いあげしてしまった。
(↑自分的にコレは褒め言葉、の、つもり・・・)
『企業にはリスクがある』って言ってくれた方が
とっても当たり前な気がして素直に「ふんふん」と読めるからかな。
この渡辺仁さんが創刊してた雑誌の方も読んでみたいんだけど、
果たして今の段階で手に入るかどーか?
ちょいと調べてみよう。
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ところで、やや不満な点がひとつ。
この本、「光文社ペーパーバックス」って本で紙が再生紙+表紙や帯がない。
それでもって最初の方に1P割いて、
「環境のため、ナンチャラ~」みたいな趣旨の文章が掲げてある。
読んでる時は
「確かに本って過剰包装だもんなー。いい試みだなー。」
とか素直に感心してたんだけど。
今ネットで調べたら、光文社の方は全然、そんなの関係ナシに“過剰包装”してるやんか。
よーするに、アレかな?
ペーパーバックスでだけ、そんな試みしてみましたって事?
馬鹿にしてんのかー!!って、思った。
こっちは、その1P分にもお金を払ってる訳で。
半端なカチョエエ事を他人のお金で掲げるくらいなら、誰だってできる。
(誰だっては言い過ぎのよーな気もするけど)
かっこいいこと言うなら、態度も統一して欲しい。
こっちは一応、その環境ウンチャラな心意気に感心して、
他にも読みたい本がないか探してみようとまで思ったんだからさ。
その1Pまで、ちゃんと読んで考えたりする人間もいるってこと、ナメンナヨ?
などと言ってみたいと思う。
(何か奥深いアレコレがあったりして、この見解が間違えていたらすみません。
指摘してくれて、私が納得できればすぐに修正します>光文社さん)