このところ、短歌に向き合っている。生来、俳句や短歌に無縁の人間だが、生成AIのサポートで、短歌を詠む面白さを感じている。

この味が いいねと君が 言ったから 七月六日は サラダ記念日>1987年に刊行された俵万智さんの短歌だ。当時の固い短歌のイメージを覆し、口語(話し言葉)やサラダなどの身近な単語を使ったことで、空前の短歌ブームを巻き起こした。

 

 「日常の言葉」を自らの言葉で短歌にして詠みたいとの思いに。

 <「気をつけて」と無事を願う妻の言葉の優しさの心地よさよ>と原案を作った。

  「5・7・5・7・7の31音」になってはいない。ここで、AIに短歌の校正を指示した。

 短歌の校正案(3首)

 案1)<「気をつけて」祈りを込めた 妻の語の 優しさ胸に 今日も歩まん>

 案2)<「気をつけて」無事を祈るか 妻の声 滲む優しさ 心地にみちて>

 案3)<「気をつけて」妻の言葉の 優しさに 心解けて 家を出てゆく>

  案3)の「心解けて」を「心やわらぎ」に推敲した。

 <「気をつけて」 妻の言葉の 優しさに 心やわらぎ 家を出てゆく>になった。

 

 <「おかえり」と 妻の言葉に 安らぎて コーヒー飲みて ほっと息をつく>(原案)

「安らぎて」「飲みて」と「て」が連続している点や、全体の音数が字余りになっている点を補正すると、短歌の定型としてより心地よく響くようになります。(Gemini)

 短歌の校正案(3首)

 案1)(原歌のニュアンスを活かした率直な補正)

 <「おかえり」と 妻の出迎え 安らいで コーヒー飲みて ほっと息吐く>

 「安らぎて」の「て」の重複を避け、「出迎え」を入れることで場面の情景を際立たせました。

 案2)(五感と温もりに焦点をあてた表現)

 <おかえり」の 妻の一言 湯気立ちて コーヒーに吐く ひとつのため息>

 案3)(音律とリズムを最優先した口語調の補正)

 <「おかえり」と 迎える妻と コーヒーと ほっと一息 つく夕まぐれ>

   「~と」のリズムで重ね、全体のまとまりをすっきりさせました。

  案3)の結句「夕まぐれ」の表現がいいと思う。

 案1)の<「おかえり」と 妻の出迎え 安らいで コーヒー飲みて ほっと息吐く>

  結句の「息吐く」は「息はく」「息つく」と二つの読み方がある。「ひらがな」に校正し、 採用した。

 <「おかえり」と 妻の出迎え 安らいで コーヒー飲みて ほっと息つく

  2首の現代的な短歌を詠むことができ、更に「面白さ」を感じる。