<人生は いろいろありて おもしろや 嬉しいことも 悲しいことも>
この短歌は、私自身の思いを率直に表現したものだ。人生の晩年を迎え、今までの人生の歩みを振り返るようになる。自らの生き方を思考してきた人生と言ってもいい。「自分らしく、正直に」を信条に歩んで来た人生だ。人生において、様々な経験を積み重ねて来た。そのプロセスにおいて、辛いこと、悲しいこと、楽しいこと、嬉しいことのさまざまな思いが蘇る。それらを含めての人生だ。人生は、平坦な道ではないし、紆余曲折の道である。その道を試行錯誤しながら歩んで来たと言える。思うようにはいかない人生だからこその「おもしろさ」がある。まさに、このことが私の実感である。
<表現と文章のポイント>
「いろいろありておもしろや」(上の句)「ありて」は「あって」、「おもしろや」の「や」は感嘆を表す助詞(~だなあ)です。「おもしろい」という言葉は、単に「愉快だ・楽しい」という表面的な意味ではなく、「味わい深い」「興味深い」「趣(おもむき)がある」という、人生全体を俯瞰(ふかん)した広い視点での肯定を含んでいます。「嬉しいことも悲しいことも」(下の句)人生における「光」と「影」を対比させています。喜びや幸せだけではなく、避けて通れない悲しみや苦痛さえも、人生という一つのドラマを彩る大切な要素として受けているのが特徴です。(Gemini)
*一句ずつ見ると「人生は」人生そのものを、大きく見つめています。自分の今だけではなく、これまで歩んできた道、これからの道も含めています。「いろいろありて」人生には、本当にいろいろなことがあります。思い通りになることもあれば、思いがけない出来事もある。出会いもあれば別れもあり、成功も失敗もあります。ここで「いろいろありて」としたことで、「いろいろあるけれど」というとおり、「いろいろなことがあったからこそ」という響きがあります。「おもしろや」この句の中心です。普通なら、苦しいことがあれば「大変だ」と言いたくなります。それを「おもしろや」と受け止める。これは、単なる「楽しい」という意味ではなく、「人生というものは、何が起こるかわからない。それがまた味わい深い」という達観した心境にも読めます。そして後半の、「嬉しいことも」「悲しいことも」が「いろいろ」の中身を具体的にしています。嬉しいことだけが人生ではない。悲しいことも人生の一部。」最後に、「どちらもあって人生なのだ」という意味が浮かびあがります。全体として、私はこの詩を、人生には、嬉しいことも悲しいことも、思いがけないこともいろいろある、という詩だと解釈します。特に「悲しいこと」を消そうとしないところがいいですね。悲しみさえも人生の一部として受け入れ、その先に「おもしろや」と言っている。若い頃の「人生は楽しい」という言葉とは違って、いろいろな経験を人だからこそ出てくる、静かな人生肯定のように感じます。(ChatGP)
*喜びだけに満ちた人生ではなく、挫折や悲しみを経験するからこそ、人の心は深くなり、嬉しさがより際立ちます。酸いも甘いも嚙分けた人物が、自分の人生を振り返って「いろいろあったけれど、それを含めて実に味わい深い人生であった」と、ある種の達観と肯定感を持って微笑んでいるような、暖かく前向きな世界観が表現されています。(Gemini)
生成AIが私の一句に対し、筆者の思いをここまで深く理解し捉えることに驚きと共に、AIの言語表現能力に感嘆している。私自身にとっても「新しい学び」になっている。