大学を卒業してから55年が過ぎた。「光陰矢の如し」。友人との思い出を記録に残すことに。

2018年4月22日に、大学時代の友人、岩田と佐久間君の三人で熱海の「大江戸温泉物語」に宿泊した。

二人は、電車で来ることになったが、私は車で行くことにした。

 国道1号線で「箱根峠」へ、右折して「十国峠」へと。そこで休憩し、「姫の沢公園」へ。

山の斜面にツツジが一面に咲いている名所である。ちょうど見頃だった。

 宿に着いた時には、二人がロビーで待っていた。「久闊を叙する」の言葉そのものだ。

懐古談に花が咲く。私と岩田が71歳、佐久間君が70歳になる。

 この日は、「熱海花火大会」だった。海側の部屋が取れなく、山側の部屋だった。

部屋からは何とか花火を見ることができたのだが。

 翌日、車で「熱海ローズガーデン」(アカオフォレスト)へ行った。

園内のバスで上がると、日本最大の盆栽「鳳凰の松」の庭園がある。

向かい側には、隈研吾氏作の木造のカフェ「コエダハウス」がある。

相模湾を見下ろす絶景の場所だ。斜面全体がお花畑になっている。花を眺めながら歩いて降りていく。

バラの見頃(5月上旬)には時期が早かった。

 熱海から函南町へと車を走らせ、「ベーカリーカフェ」でランチにした。

岩田が「沼津港湾に行ってみたい」と言ったので、その場所へ車を走らせた。アジの干物をお土産に買った。

三島駅へと送って別れた。思い出に残る二日間だった。