心の大きさが、人の大きさを決めるのであろう。

私のような平凡な人間には、非凡な才能はわからない。

しかし、非凡な才能の人が素晴らしいわけではない。

平凡でも、一つの道を真摯に歩きぬいた人が素晴らしい。

その道は、平坦ではなく苦難の道である。

 

拝金主義や出世主義の人ではない。

名声や名誉を求める人ではない。

一人の人を思いやる人である。

一人の人を大事にする人である。

一人の人を敬える人である。

人間として魅力のある人である。

学ぶ心を持ち学び続ける人である。

 

年齢とともに、身体は衰えるが心は衰えない。

聖哲の「心こそ大切なれ」との言葉を我が心に刻む。

人は、「心の容器」にふさわしい人生しか生きることはできない。

容器は、容量と置き換えられよう。

大きな容器にしか、大きな容量は入らない。

小さな容器には、小さな容量しか入らない。

「心の容器」も同じであろう。

豊かな心は「心の容器」も大きく豊かと言えるだろう。

 

人間は、感情の動物である。

感情は、さまざまな縁に触れ揺れ動く。

ネガティブな感情を抱くか、ポジティブな感情を抱くかは、

その人の心で決まる。

環境に振り回されるか、環境を変えていくかを決定するのも

その人の心である。

 

私は自分が弱い人間であり、心の強い人間ではない。

一人の人間として大切にしたいことは、心と健康である。

心について、サン・テグジュペリは「星の王子さま」で綴る。

「心で見なくっちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

かんじんなことは、目には見えないんだよ。」

 

日々学びつつ、心の豊かさを求める人生でありたい。

人生の最終章を「自分らしく」生きていきたい。

命ある限り「心の容器」を磨くことを忘れまい。